ご来院の皆様へ

春は、ほめて伸ばす

さがせばほめるところはイッパイある。春はほめよ…とは《素問》の言葉である。 ほんの少しの “できるだけ” 。 これをつまらないものと思ってはならない。 これでいい。できている。 自分をほめて伸ばしていこう。飛躍しよう。
整形外科

足が痛くて歩けない… 症状は成長のもと

ふつうなら、足が痛くて歩けないならば、足をくじいたとかの物理的要因を考えるだろう。それが無ければ腰から来ているのかなとか整形外科的要因を考える。だが、心理的要因が関わることもあり、本症例はその一例である。
医療って何だろう

名人芸と “医療革命” … 個の医療から公衆の医療へ

名人芸は一代限りといわれます。だから毛嫌いする人がいます。 でも、頭から否定するのはよくない。真似てみたら真似できるかもしれません。仮に真似ができて、名人芸をみんながやり始めたら、それは名人芸ではなくなります。
消化器内科 (肝臓科)

食あたり、あざやかに回避!

食あたりに効くと言われるツボ、裏内庭についてです。ツボというものは本当に応用無限です。
腎臓内科・泌尿器科

むくみと無尿 (腎不全) 、10日で治癒

急性腎不全である。だが実は、表証を取ったに過ぎない。たったそれだけで、尿が出始め、むくみが取れたのである。簡単な病気も難しい病気もない。同じように診立てて治療する。それが東洋医学というものである。
未分類

動脈硬化の原因… 〇〇→血液→血管→あらゆる病気

血管をすべてつなぎ合わせると、地球を2周半もする長さがあると言われています。そのほとんどが毛細血管である以上、人体は毛細血管の集まりであると言っても過言ではありません。脳も、肝臓も、肺も腎臓も、毛細血管の塊なのです。 その血管がボロボロにな...
整形外科

脊椎圧迫骨折と「押入れ」…骨粗鬆症の隠れた原因

圧迫骨折は安静にしていれば治る。要は、なぜ骨折が起こったかである。骨 (内側) を強くする力は求心力である。筋肉 (外側) を強く働かせるのは遠心力である。遠心力が強すぎて求心力が持たない。症例を出して考察する。
自分でできる健康法

怒りがどうしても抑えられません

怒ることは体に悪い。その通りです。おこりんぼさんは病気が治りません。 体を傷つける。肝を傷つける。 だから怒るのはよくない。どのくらいよくないかというと、人を殴るくらいよくない…
ご来院の皆様へ

年明けの体調はいま決まる

クリスマスから始まる高揚感は大晦日・初詣でピークとなる。美味しいものをたらふく食べる、朝から晩までのべつ幕なしに食べる。そんな中で着実に増えるものがある。貯金ではない。痰湿である。
自分でできる健康法

命をかけて散るもみじ

“裏を見せ 表を見せて 散るもみじ” 良寛の辞世の句と言われます。 もみじの最も美しい瞬間とはいつでしょう。あどけない手を広げた幼葉も、涼風を誘う緑葉も、もちろん秋の紅葉も美しい。しかしその掉尾をかざるのは、まさにこの句のごとく舞い散る姿でしょう。
ご来院の皆様へ

痰湿をやわらかくせよ

暖かかったり動いたりしていると、痰湿はゆるんでサラサラになる。 寒かったり動かなかったりすると、痰湿は固まってコテコテになる。 餅が、温めると柔らかくなり、冷たくなると固くなるようなものである。
総合診療科

体の芯から冷えるんです → 体がポカポカします

冷えの中医学的な症例検討である。鍼をもちいた。
舌診

灰苔… 舌診で “旅行” を見破る?

灰苔とは、黒苔に進行する過程の舌証である。黒苔ほどではないが、黒苔と同じく生命力に大きな悪影響を及ぼす何かが存在することを意味する。黒苔にならないうちに、消しておくことが大切である。
腎臓内科・泌尿器科

腎臓の難病 (ネフローゼ症候群) … やはり、奇跡は起こる

ネフローゼ症候群の中医学的な症例検討である。ステロイドが効かない巣状分節性糸球体硬化症において、数値の激減を見た症例を考察する。
腎臓内科・泌尿器科

腎臓の難病 (ネフローゼ症候群) … その後、何が起こったか

たった一度の鍼治療 (一本鍼) で、尿タンパク4.52が、0.78に下がった症例をかつて紹介した。指定難病のネフローゼ症候群である。あまりの下がり方に検査ミスも考えられたが、その患者さんが、約1年ぶりに来院され、その後の経過が判明した。やはり検査ミスではなかったのである。
自分でできる健康法

断食 (ファスティング) と酵素… 自然って何だろう

東洋医学的に見て、断食が効く人は脾が強く、正気が充実している人です。 断食で悪化を起こす人は脾が弱く、正気が虚している人です。 こういう診断をせず、あの人が効いたならオレにも効くだろう…が、一番やってはいけないことです。
眼科

斜視と “ラムネー! ”

斜視の中医学的な症例検討である。鍼灸などを用いた。中医学から見た病因病理を展開する。
小児科

生後1ヶ月の鍼治療 (便秘・湿疹)

生後1ヶ月の乳児の中医学的症例である。便秘と脂漏性湿疹に対して鍉鍼 (ていしん) で施術を行った。鍉鍼の手技は、鍼を触れることなく、かざすのみで行った。
東洋医学って何だろう

東洋医学の「胆」って何だろう… 夜驚症・統合失調症からひもとく

胆が虚すことを胆気虚怯という。ぼくが初めてこれを認識 (運用) できたのは、体表観察 (切経) の技術が進んだ10年くらい前のことだった。夜驚症の小学生を治療したときだ…
自分でできる健康法

間食がやめられません

間食がやめられない。どうしたらいいでしょうか…というご質問に答えました。
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