泌尿器科・腎臓内科

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ネフローゼ症候群の症例

ネフローゼ症候群とは、腎臓の炎症による蛋白尿・むくみを主症状とし、人工透析にいたるリスクがある「指定難病」である。症例として、尿蛋白4.52g/日が0.78g/日に下降したものを挙げつつ、東洋医学的な「表証」との関係について考察する。
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血尿の症例

血尿は、中医学においては「血証」と呼ばれる。多くは「営血分」と呼ばれるところに邪熱が迫ったり侵入したりすることで出血する。本症例では出血が治まる過程で褐色尿と経血の大きな塊が見られた。中医学的な解説を試みたい。
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膀胱炎 (80才) 10分で完治?

中医学的な膀胱炎の病理を、鍼灸の臨床例のなかで説明する。膀胱炎は中医学では「淋疾」と呼ばれる。「膀胱」に熱がこもることが基本的な病理である。この熱は、心肝邪熱・脾胃湿熱が主なソースとなる。ソースを経つことで改善をねらう。
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10分おきにトイレ?

頻尿は「下 」という生命の土台の弱りを意味する。だから高齢者に多い。 しかし、本症例は就学前の幼児で、元気いっばいである。これは「上」が強すぎることによる相対的な下の弱りである。上の強さとは、就学前の緊張で胸がいっぱいの状態をいう。
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