診察の流れ

当院は「鍼灸」を専門とする治療院です。

弊院には特徴があります。

初診はマンツーマン

初診はご予約をいただきます。

他の患者さんのおられない午後1時から、マンツーマンで診察します。

初診はたっぷり時間をかける

上雅也が診察・治療に当たります。

初診にかける時間は3時間ほどです。きちんとした体質 (証) を把握し、それを分かりやすく説明するために必要な時間です。

赤ちゃんや幼児の初診は、30分ほどで済んでしまうこともあります。

詳しく問診

おうかがいするのは、現在の症状のみではありません。

生まれたときから現在にいたるまでの病歴を問診します。「過去」の積み重ねがあって「今」があります。現在の症状がなぜ起こったのかを知ることが最も大切です。

体質を重視し、食事睡眠疲労小便大便発汗冷えなどを詳しく問診します。

わかりやすく説明

なぜこのような病気になったか、東洋医学的に分かりやすくご説明します。この説明にもっとも時間がかかります。

ここまでにかける時間は2時間ほどです。

その後、約1時間かけて治療と養生指導を行います。

他の医療機関での所見や情報は、病状を説明しやすくするために利用することがあります。ただし、治療には直接関係しません。詳しく知る必要はないので、ご注意下さい。

ベッドで診察

診察ベッドに寝ていただきます。

・舌診 (舌の診察)
・脈診 (手首の脈を診察)
・腹診 (お腹に触れて診察)
・手足のツボの診察
・背中のツボの診察

を行います。

これらの診察のことを四診といいます。

鍼は一本のみ

このようにして体質を確定し、治療すべきツボを割り出します。

打つ鍼は一本のみです (使い捨てディスポ鍼) 。

ここまでにかけた時間は、一本の鍼を打つために必要な時間です。

治療後、養生の指導を行います。これで初診の治療は終わりです。

長かったですね^^

でもこれは東洋医学 (中医学) においては当たり前のやり方です。このような「本来の東洋医学」の治療の方法を弁証論治といいます。

その後の通院

再診からは初診ほど時間はかけません。だいたい30分〜1時間を見積もっておいてください。乳幼児は5分〜10分です。

軽症なら一度で治ってしまうことは珍しくありません。

しかし、多くは慢性で、どこに行っても良くならない方がご来院になります。この場合は治療を続けることが必要になります。週に2〜3回の治療をおすすめします。

遠方からお越しの方は、臨機応変に対処します。

大きな成果に

症状には必ず原因があります。

これまで、知らずしらずにやってきたことが、症状の原因になっている場合が少なくありません。正しい知識を身に着けることが大切です。それを丁寧にご説明します。

ほんの少しのことが大きな影響力を持ちます。
ほんの少し「今までのやり方」を変える。

そして、鍼です。その「ほんの少し」を「大きな成果」に変える。
これが「癒やし」であり、弊院の仕事であると考えています。

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