診察の流れ

当院は「鍼灸」を専門とする治療院です。

弊院にはいくつかの特徴があります。以下にご案内いたします。

その前に、まずは初診です。

車でお越しの方は、前に4台分の駐車場がありますので、まずはそこに止めて受付に声をかけて下さい。裏に2台分の駐車場がありますので、覚えていただくために裏の駐車場に誘導します。こうして初診は裏の駐車場に止めて診察を受けていただきます。

初診はマンツーマン

初診はご予約をいただきます。
他の患者さんのおられない午後1時から、マンツーマンで診察します。

まずは、お呼びするまで待合でお待ちいただきます。

受付を経て、診察室に。

初診専用ブースに入っていただきます。

話を一緒に聞きたいというご家族が同席することもできます。受診者以外に4人ほど入れるスペースを用意しておりますので、その際は事前にお申し出下さい。

幼いお子様をお持ちのお母さんも、初診のみはお一人で受診していただきます。もちろん、子守ができるご家族とともにご来院もOKですので、事前にお申し出下さい。2診目以降は、「お子様連れ専用ブーズ」 (後述) で治療できます。

初診はたっぷり時間をかける

上雅也が診察・治療に当たります。

初診にかける時間は3時間ほどです。きちんとした体質 (証) を把握し、それを分かりやすく説明するために必要な時間です。

乳幼児の初診は、30分ほどで済んでしまうこともあります。

詳しく問診

おうかがいするのは、現在の症状のみではありません。

生まれたときから現在にいたるまでの病歴を問診します。「過去」の積み重ねがあって「今」があります。現在の症状がなぜ起こったのかを知ることが最も大切です。

体質を重視し、食事睡眠疲労小便大便発汗冷えなどを詳しく問診します。

わかりやすく説明

なぜこのような病気になったか、東洋医学的に分かりやすくご説明します。この説明にもっとも時間がかかります。

ここまでにかける時間は2時間ほどです。

その後、約1時間かけて治療と養生指導を行います。

他の医療機関での所見や情報は、病状を説明しやすくするために利用することがあります。ただし、治療には直接関係しません。詳しく知る必要はないので、ご注意下さい。

ベッドで診察

診察ベッドに寝ていただきます。

・舌診 (舌の診察)
・脈診 (手首の脈を診察)
・腹診 (お腹に触れて診察)
・手足のツボの診察
・背中のツボの診察

を行います。

これらの診察のことを四診といいます。

鍼は一本のみ

このようにして体質を確定し、治療すべきツボを割り出します。

打つ鍼は一本のみです (使い捨てディスポ鍼) 。

ここまでにかけた時間は、一本の鍼を打つために必要な時間です。

治療後、養生の指導を行います。これで初診の治療は終わりです。

長かったですね^^

でもこれは東洋医学 (中医学) においては当たり前のやり方です。このような「本来の東洋医学」の治療の方法を弁証論治といいます。

その後の通院

2診目以降もご予約をいただきます。2診目からは初診ほど時間はかけません。診察から鍼を打つまで約5分、待ち時間も入れてトータルでだいたい30分〜1時間弱を見積もっておいてください。
乳幼児は優先的に診るので5分ほどで終了します。

診察ブースは全9室ありますので、お待たせすることなく入室待機していただけると思います。

幼いお子様をお持ちのお母さんには、「お子様連れ専用ブース」を用意しております。枕元にお子様を見守れるキッズスペース (おえかき用つくえ付き) がありますので、そこで子どもを遊ばせながらお母さんの治療ができます。お子様連れでも、安心して治療が受けられると思います。

通院が前提となります。

急性や軽症なら一度で治ってしまうことは珍しくありませんが、多くは慢性でどこに行っても良くならない方を想定しております。週に2〜3回の治療をおすすめします。

遠方からお越しの方は、臨機応変に対処します。

大きな成果に

症状には必ず原因があります。

これまで、知らずしらずにやってきたことが、症状の原因になっている場合が少なくありません。正しい知識を身に着けることが大切です。それを丁寧にご説明します。「あなた」が「体」を大切にすれば、きっと「体」も「あなた」のことを大切にしてくれます。

ほんの少しのことが大きな影響力を持ちます。
ほんの少し「今までのやり方」を変える。

そして、鍼です。その「ほんの少し」を「大きな成果」に変える。
これが「癒やし」であり、弊院の仕事であると考えています。

ご一緒に健康を築いて参りましょう。

テキストのコピーはできません。