傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…葛根湯その1〔31〕

31 太陽病、項背強、几几、無汗、悪風者、葛根湯主之、 ▶太陽病、 太陽病ということは、1条の「太陽之為病、脈浮、頭項強痛、而悪寒、」が前提としてあります。その上に本条文が加わります。 ▶項背...
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…甘草乾姜湯・芍薬甘草湯・調胃承気湯・四逆湯〔29〕

29 傷寒、脈浮、自汗出、小便数、心煩、微悪寒、脚攣急、反与桂枝湯、欲攻其表、此誤也、得之、便厥、咽中乾、煩躁吐逆者、作甘草乾姜湯与之、以復其陽、若厥愈足温者、更作芍薬甘草湯与之、其脚即伸、若胃気不和、譫語者、少与調胃承気湯、若重発汗、復...
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…桂枝去桂加茯苓白朮湯〔28〕

28 服桂枝湯、或下之、仍頭項強痛、翕翕発熱、無汗、心下満微痛、小便不利者、桂枝去桂加茯苓白朮湯主之、 ▶結論から 桂枝湯証に桂枝湯を与えた。あるいは陽明病かと思って下した。ところがなお、頭項強痛し、さむがって発...
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…桂枝二越婢一湯〔27〕

27 太陽病、発熱、悪寒、熱多、寒少、脈微弱者、此無陽也、不可発汗、宜桂枝二越婢一湯、 ▶はじめに 見ての通り、症状としては往来寒熱と脈微弱しかありません。これで太陽病というのは無理があります。これでは少陽病との...
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…白虎加人参湯〔26〕

26 服桂枝湯、大汗出後、大煩渇不解、脈洪大者、白虎加人参湯主之、 ▶風邪の勢いが強すぎた可能性 24 太陽病、初服桂枝湯、反煩不解者、先刺風池風府 、却与桂枝湯則愈、25 服桂枝湯、大汗出、脈洪大者、与桂枝湯、...
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…桂枝二麻黄一湯〔24・25〕

24 太陽病、初服桂枝湯、反煩不解者、先刺風池風府 、却与桂枝湯則愈、 25 服桂枝湯、大汗出、脈洪大者、与桂枝湯、如前法、若形如瘧、日再発者、汗出必解、宜桂枝二麻黄一湯、 ▶結論から ▶文の...
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…桂麻各半湯〔23〕

23 太陽病、得之八九日、如瘧状、発熱、悪寒、熱多、寒少、其人不嘔、清便自可、 ▶経過が長いうえに複雑 太陽病 (脈浮・頭項強痛・悪寒) になってから8~9日たっている。期間が長すぎます。そして、まるで瘧のように...
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…桂枝去芍薬湯〔22〕

22 太陽病、下之後、脈促、胸満者、桂枝去芍薬湯主之、若微悪寒者、去芍薬加附子湯主之、 ▶成書とは異なる私見 桂枝去芍薬湯証と桂枝去芍薬加附子湯についてです。ここでいう太陽病とは16条で説明したように、桂枝湯証の...
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…桂枝加附子湯〔21〕

21 太陽病、発汗、遂漏不止、其人悪風、小便難、四肢微急、難以屈伸者、桂枝加附子湯主之、 15・16・17条のすぐあとに出てくる初めての方剤です。桂枝加附子湯は、これらの内容を受けたものと仮定しながら読むのが自然です。 15 ...
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…解肌とは〔17〕

17 桂枝本為解肌、若其人脈浮緊、発熱、汗不出者、不可与也、常須識此、勿令誤也、 ▶桂枝湯が軸であることを暗示 まず、「不可与」という表現に注目します。後述しますが、「為逆」という強い口調が38条にあって、この前...
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…桂枝湯の “壊病” とは〔16〕

桂枝湯の壊病とは、誤治によって起こった病証のことです。これにもう少し踏み込んで、桂枝湯証に似てはいるがもう桂枝湯では効かないもの、桂枝湯証に似てはいるが似て非なるもの、という見解を加えます。
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…気上衝とは〔15〕

傷寒論でいう “気上衝” とは。 これが分かれば「表」が分かったということである。表が分かったということは「裏」が分かったということである。張仲景先生が、それほど深い概念を説明しようとしているとは、ぼくの勘ぐりが過ぎるのだろうか。
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…桂枝加葛根湯〔13・14〕

13 太陽病、頭痛、発熱、汗出、悪風者、桂枝湯主之、 12条でも説明したように、「太陽病」とは脈浮・頭項強痛・悪寒があるという意味の言葉です。つまり、本条文の「太陽病」という部分に「脈浮・頭項強痛・悪寒」を代入すると、 脈浮・...
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…桂枝湯〔12〕

桂枝湯証について、傷寒論の原文に基づき私見を展開します。悪寒と悪風の違いを認識することは、傷寒論を読み解く上での基本であると思います。 …嗇嗇として悪寒し、淅淅として悪風し、翕翕として発熱す… 芸術的とも言える張仲景の文章に迫ります。
傷寒論私見 〔1~〕

傷寒論私見…太陽病・中風・傷寒〔1~3〕

太陽病・中風・傷寒について、傷寒論を紐解きながら考えます。 風邪と寒邪の割合が、中風 (表寒虚) と傷寒 (表寒実) とでは異なるのではないか。虚実よりも、この切り口から考えると、温病まで包括できる立体的なとらえ方ができます。
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