実際の治療例

口腔外科

歯痛の症例… 歯は体調と関係ないというのは本当か?

歯痛の中医学的な症例である。鍼灸を用いた。当該患者の長女が早産で出産した直後に歯痛を発症したが、この精神的負担が関わるか否かを中心とした考察である。
心療内科・精神科

パニック障害の発作… 1日に2回治療する

パニック障害の中医学的な症例検討である。鍼灸を用いた。今まさに発作を起こしている状態で、いかに弁証論治を行うか。問診よりも望診や切診が有力な情報となる。
整形外科

変形性股関節症の症例

変形性股関節症の中医学的症例検討である。鍼灸を用いた。65歳。女性。37歳のときに突然右股関節に激痛、歩行困難となり、変形性股関節症と診断を受けた。
ガン

ガンとの “勝負”

普通に「やめなさい」といって、やめられるくらいならガンにもならない。ここは勝負所なのである。当該患者の一生を左右するような分岐点であると、そう見て取ったのである。だから、勝負しかない。
膠原病・リウマチ科

右手首の痛み…風と気圧と雨天前とリウマチ

リウマチの症例検討である。気圧変化と痛みの関係について、中医学的に考察する。
腎臓内科・泌尿器科

87歳、腎機能が回復… クレアチニンがケタ違い (1.1) の減少を見た症例

失われた腎臓機能は元に戻らないので、 (慢性腎臓病の) 治療の目的は「進行を食い止め、遅らせる」「症状の改善」となります。 NHK健康ch eGFRの値が低い理由、症状を改善する方法をステージ別に解説 この悲観的な常識をくつがえすかもしれな...
消化器内科 (肝臓科)

胆石と便秘とイライラ… 気の通り道を押し開け

胆泥の中医学的な症例報告である。方法は鍼灸を用いた。便秘の寛解とともに胆泥も消失した。
神経内科

コメカミの痛み…やっぱり食べすぎてしまうんです

コメカミの痛みの症例検討である。中医学を元にした鍼灸を用いた。中医学は病因病理を重視する。本症例での病因は「食べ過ぎ」にあった。
心療内科・精神科

怒りが即座にスッキリした理由

中医学は心と体を別物として考えない。その症例として、怒りに打ち震える人が、次の瞬間「先生、なんかスッキリしました…」と漏らされたものを検討したい。
総合診療科

フラフラで動けない…大きな陰と陽を得る

陰陽は生命力そのものである。生命力を得ようとするならば、大宇宙からの大きな陰陽を得るべきである。大きな陰陽を得るための方法の一つがこれである。
神経内科

認知症予備軍 (軽度認知障害;MCI) の症例… 素直に信じるという奇跡

軽度認知障害 (MCI) の症例である。中医学的に診察し、百会穴に鍼を用いて施術を行ったところ、2週間で改善を見た症例を検討する。
消化器内科 (肝臓科)

数値の乱高下…「僕には分かりません 」✕ 6

人体をモノとして扱えば、モノとしての反応しか起こらない。つまり奇跡は起きない。 人体をヒトとして扱えば、ヒトとしての反応が起こる。 奇跡を起こせるのは、モノではない。 ヒトである。
耳鼻咽喉科

めまいと嘔吐… 恵方巻きとデトックス

メニエール病の症例検討である。中医学的に診立て、百会穴に鍼 (古代鍼) を用いた。痰湿を除去することを主眼とする。その場で嘔吐が止まり、一時間後にはめまいが消失した。
整形外科

足が痛くて歩けない… 症状は成長のもと

ふつうなら、足が痛くて歩けないならば、足をくじいたとかの物理的要因を考えるだろう。それが無ければ腰から来ているのかなとか整形外科的要因を考える。だが、心理的要因が関わることもあり、本症例はその一例である。
消化器内科 (肝臓科)

食あたり、あざやかに回避!

食あたりに効くと言われるツボ、裏内庭についてです。ツボというものは本当に応用無限です。
腎臓内科・泌尿器科

むくみと無尿 (腎不全) 、10日で治癒

急性腎不全である。だが実は、表証を取ったに過ぎない。たったそれだけで、尿が出始め、むくみが取れたのである。簡単な病気も難しい病気もない。同じように診立てて治療する。それが東洋医学というものである。
整形外科

脊椎圧迫骨折と「押入れ」…骨粗鬆症の隠れた原因

圧迫骨折は安静にしていれば治る。要は、なぜ骨折が起こったかである。骨 (内側) を強くする力は求心力である。筋肉 (外側) を強く働かせるのは遠心力である。遠心力が強すぎて求心力が持たない。症例を出して考察する。
総合診療科

体の芯から冷えるんです → 体がポカポカします

冷えの中医学的な症例検討である。鍼をもちいた。
腎臓内科・泌尿器科

腎臓の難病 (ネフローゼ症候群) … やはり、奇跡は起こる

ネフローゼ症候群の中医学的な症例検討である。ステロイドが効かない巣状分節性糸球体硬化症において、数値の激減を見た症例を考察する。
腎臓内科・泌尿器科

腎臓の難病 (ネフローゼ症候群) … その後、何が起こったか

たった一度の鍼治療 (一本鍼) で、尿タンパク4.52が、0.78に下がった症例をかつて紹介した。指定難病のネフローゼ症候群である。あまりの下がり方に検査ミスも考えられたが、その患者さんが、約1年ぶりに来院され、その後の経過が判明した。やはり検査ミスではなかったのである。
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