実際の治療例

循環器内科

休日ごとに熱が出る… ついでに狭心症様の発作も消失した症例

ホッとするとしんどくなる。 週末になると症状が出る。事が一段落すると痛みが出る。そんな場合がある。 どうしてだろう。症例を挙げて考察してみよう。
出血

血尿 (尿路出血) … 東洋医学的診断が西洋医学的診断を上回った症例

ナットクラッカー症候群の中医学的症例報告である。中医学独自の診断によって鍼灸を行った。1年7ヶ月の間、排尿のたびに見られた血尿が、ある日を境にピタリと止まる。
耳鼻咽喉科

頭位性めまい、その場で消失

頭位性めまいの中医学的な症例検討である。激しく回転する本症のめまいが、言葉かけと一本の鍼のみで、その場で消失した。その理由について考察する。
ガン

ガンと愚痴… 悪性リンパ腫が完全寛解を見た症例

悪性リンパ腫、中医学的な症例検討である。心因性の病因は未知の部分が多いが、歴史的に中医学は2000年も前からこの病因に着目してきた。それを応用した症例と言える。
整形外科

右膝が伸びない

膝関節痛の症例検討である。中医学的に診断を行い、治療は鍼を用いた。7診で痛みは消失し、膝が曲がったまま伸びない拘縮状態も消失した。
整形外科

坐骨神経痛が二人同時に良くなった理由

坐骨神経痛の中医学的な症例検討である。慢性化した坐骨神経痛が、ある養生指導で緩解した。結果としての痛みを取ろうとするのではなく、原因を取ろうとすることの大切さを思わせる症例である。
整形外科

長期邪気スコア…自分を知れば生命力が強くなる (変形性膝関節症の症例から)

痰湿や邪熱など、生命力を邪魔するものを邪気というが、これを数値化することが必要である。さらにそれら邪気が短期的に形成されたか長期的に形成されたかを、分けて考える必要がある。
口腔外科

歯痛の症例… 歯は体調と関係ないというのは本当か?

歯痛の中医学的な症例である。鍼灸を用いた。当該患者の長女が早産で出産した直後に歯痛を発症したが、この精神的負担が関わるか否かを中心とした考察である。
心療内科・精神科

パニック障害の発作… 1日に2回治療する

パニック障害の中医学的な症例検討である。鍼灸を用いた。今まさに発作を起こしている状態で、いかに弁証論治を行うか。問診よりも望診や切診が有力な情報となる。
整形外科

変形性股関節症の症例

変形性股関節症の中医学的症例検討である。鍼灸を用いた。65歳。女性。37歳のときに突然右股関節に激痛、歩行困難となり、変形性股関節症と診断を受けた。
ガン

ガンとの “勝負”

普通に「やめなさい」といって、やめられるくらいならガンにもならない。ここは勝負所なのである。当該患者の一生を左右するような分岐点であると、そう見て取ったのである。だから、勝負しかない。
膠原病・リウマチ科

右手首の痛み…風と気圧と雨天前とリウマチ

リウマチの症例検討である。気圧変化と痛みの関係について、中医学的に考察する。
腎臓内科・泌尿器科

慢性腎臓病…87歳で腎機能回復、クレアチニンがケタ違い (1.1) の減少を見た症例

失われた腎臓機能は元に戻らないので、 (慢性腎臓病の) 治療の目的は「進行を食い止め、遅らせる」「症状の改善」となります。…この悲観的な常識をくつがえすかもしれない症例を検討する。
消化器内科 (肝臓科)

胆石と便秘とイライラ… 気の通り道を押し開け

胆泥の中医学的な症例報告である。方法は鍼灸を用いた。便秘の寛解とともに胆泥も消失した。
神経内科

コメカミの痛み…やっぱり食べすぎてしまうんです

コメカミの痛みの症例検討である。中医学を元にした鍼灸を用いた。中医学は病因病理を重視する。本症例での病因は「食べ過ぎ」にあった。
心療内科・精神科

怒りが即座にスッキリした理由

中医学は心と体を別物として考えない。その症例として、怒りに打ち震える人が、次の瞬間「先生、なんかスッキリしました…」と漏らされたものを検討したい。
総合診療科

フラフラで動けない…大きな陰と陽を得る

陰陽は生命力そのものである。生命力を得ようとするならば、大宇宙からの大きな陰陽を得るべきである。大きな陰陽を得るための方法の一つがこれである。
神経内科

認知症予備軍 (軽度認知障害;MCI) の症例… 素直に信じるという奇跡

軽度認知障害 (MCI) の症例である。中医学的に診察し、百会穴に鍼を用いて施術を行ったところ、2週間で改善を見た症例を検討する。
消化器内科 (肝臓科)

数値の乱高下…「僕には分かりません 」✕ 6

人体をモノとして扱えば、モノとしての反応しか起こらない。つまり奇跡は起きない。 人体をヒトとして扱えば、ヒトとしての反応が起こる。 奇跡を起こせるのは、モノではない。 ヒトである。
耳鼻咽喉科

めまいと嘔吐… 恵方巻きとデトックス

メニエール病の症例検討である。中医学的に診立て、百会穴に鍼 (古代鍼) を用いた。痰湿を除去することを主眼とする。その場で嘔吐が止まり、一時間後にはめまいが消失した。
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