臓腑経絡学

類経の著者、張景岳の至言を以下に掲げ、謹んで十二経絡の道を展開していきたい。中医学の基礎を築いたと言っても過言ではない景岳の言葉は、中医学を学ぶものすべてが傾聴すべきであろう。

経脈者,臓腑之枝葉。臓腑者,経脈之根本。知十二経脈之道,則陰陽明,表裏悉,気血分,虚実見,天道之逆従可察,邪正之安危可弁。《類経》
【訳】経脈と臓腑は、枝葉と根の関係と同じで一つながりのものである。よって十二経脈の道をたどっていくならば、陰陽・表裏・気血・虚実・順逆・正邪みな、手に取る如く弁証できるようにになるであろう。

胃経

足の陽明胃経《経脈》

胃経といえば、承泣から始まり厲兌に終わるというのが一般的な認識だが、臨床を高めるにはこれだけでは不十分である。《霊枢》には実に複雑な流注 (脈気の巡行) が記載されている。それは、経脈・経別・絡脈・経筋である。経絡とは、これら4つをまとめて...
大腸経

手の陽明大腸経《経筋》

手の陽明大腸経、経筋の流注と病証について、図を交えて詳説する。経筋とは、筋肉とほぼ同じと考えてよい。また経絡を治療して筋肉が緩むのは、経筋を緩めていると考えてよい。
大腸経

手の陽明大腸経《絡脈》

手の陽明大腸経の十五絡は偏歴である。ここから始まる絡脈を、《霊枢・經脉10》を紐解きながら詳しく見ていきたい。
大腸経

手の陽明大腸経《経別》

手の陽明大腸経、経別の流注について、図を交えて詳説する。経別とは、大腸と大腸経を一体化し、大腸と肺を一体化する脈気である。
大腸経

手の陽明大腸経《経脈》

手の太陰肺経、経脈の流注と病証について図を交えて詳説する。
肺経

手の太陰肺経《経筋》

手の太陰肺経、経筋の流注と病証について、図を交えて詳説する。経筋とは、筋肉とほぼ同じと考えてよい。また経絡を治療して筋肉が緩むのは、経筋を緩めていると考えてよい。
肺経

手の太陰肺経《絡脈》

手の太陰肺経、絡脈の流注と病証について、図を交えて詳説する。肺経の絡脈とは、列缺に起こり業際を経由して、手の陽明大腸経に至る脈のことである。
肺経

手の太陰肺経《経別》

手の太陰肺経、経別の流注について、図を交えて詳説する。経別とは、肺と肺経を一体化し、肺と大腸を一体化する脈気である。
肺経

手の太陰肺経《経脈》

手の太陰肺経、経脈の流注と病証について図を交えて詳説する。
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