小児科

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生後1ヶ月の鍼治療 (便秘・湿疹)

生後1ヶ月の乳児の中医学的症例である。便秘と脂漏性湿疹に対して鍉鍼 (ていしん) で施術を行った。鍉鍼の手技は、鍼を触れることなく、かざすのみで行った。
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脳性麻痺様の一症例

原因不明、脳性麻痺様の症例を中医学に基づいて治療したものを報告する。脳性麻痺の状態に似ており、運動発達・知的発達の遅れがある。 ただし、脳性麻痺の特徴である筋肉の強張りはない。逆にだらんとしている。
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発達障害 (グレーゾーン) の芽 —その2—

男児の症例である。ずっと部屋に閉じこもって、壁を殴ったり、暴れたりしていたが、母親に “子供は預かりものである” というアドバイスを与えると、まもなく問題の行動は見られなくなり、素直になった。
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発達障害 (グレーゾーン) の芽 —その1—

発達障害は先天性のもので緩解することはあっても治ることはない。これが常識である。ただし、発達障害と間違えかねないよく似たものはあって、グレーゾーンと呼ばれることがある。それを生む環境とはどんなものか、一症例を挙げて考えたい。
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祈り…母親にも効いた小児鍼

鍼治療を行う中で体験した「ユングの共時性」 (シンクロニシティ) について。呼ぶよりそしれ、噂をすれば影、などの言葉があるように、相手のことを強く思うことによって、偶然とも思える事象の一致が見られるというものである。
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脳性麻痺 (1歳9カ月)

1歳9か月の男の子。31週 (8か月) で早産。出生時1800g 。2か月検診の時に脳室周囲白質軟化症 (PVEL) と診断される。現在80㎝・10㎏。体格は正常の範囲内。 発育障害が認められる所見 〇おすわりができない。ずり這いは少しする...
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