弁証学

血の弁証

血燥証

血燥証は血の乾きです。血は物質的ですので、がんなど、組織に形体上の異変が起こる重症疾患は、みな血が関わります。血の乾きとはどのようにして起こるのか、瘀血との関わりは必見です。教科書的な記載をまとめたものと、考察とに分けて展開します。
血の弁証

血熱証

▶︎概念 血熱証とは、臓腑の火熱が盛んで、その熱が血分を犯した状態を言います。血分とは、温病 (外感病のうち熱邪が犯したもの) での衛気営血弁証 (衛→気→営→血) の中で、最も深い病位です。この弁証法は、内傷病におい...
血の弁証

血瘀証

瘀血 (おけつ) という言葉を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。 気と血は、東洋医学の基本的な概念です。この2つを虚と実に分けると、 気虚と気滞血虚と血瘀 が対になります。血という言葉には馴染みがあり、しかも...
血の弁証

血脱証

前半はいつものように教科書通り堅苦しくいきます。後半の▶︎考察 からは分かりやすく説明しています。 ▶︎概念 血虚の重篤なもので、命にかかわる。 大量出血が突然あった、あるいは出血が長期に渡っ...
血の弁証

血虚証

血虚証とは何か。中医証候鑑別診断学に基づき、詳しく説明します。血虚証を理解するには、気と血の関係を理解することが大切です。顔色が白い・眩暈・動悸・舌色が淡い・脈虚細などは、気虚・血虚ともに見られる証候です。どのように鑑別するのでしょう。
気の弁証

気閉証

概念 邪気が盛んで気機 (気の流れ) を閉塞する。気機が逆乱 (本来の気の流れとはデタラメに上逆) し、九竅をふさぎ清竅をふさぐ。これが気閉の特徴です。 清竅って何だろう をご参考に。 上逆するのは内風が強いからであ...
気の弁証

気逆証

気逆証とは “気が上に昇る” …つまり気の逆上のことです。 まずは教科書どおりの解説をしていきます。後で私見を交えながら説明します。 ▶概念 ▶気が上に昇る 本来、気が下に降りるべきとこ...
気の弁証

気滞証

気滞とは気の滞りです。川の流れで考えましょう。流れは気の推動作用です。この流れが土砂でせき止められ、うまく流れない状態を気滞と言います。 実証です。 “初病在気” (病は気から) といわれるように、病気の初期に見られます。
気の弁証

気脱証

症状 【概念】気が脱せんとする状態です。亡陰亡陽 (生命危篤の状態) に至る手前の状態で、重篤です。病状が急変して起こります。 気虚証が生命の危機に至るまで悪化したもので、虚証に属します。寒証は不明瞭です。 気虚証  ...
気の弁証

気陥証

気陥証とは、気虚に内臓下垂を伴うものです。中気下陥とも言います。虚証です。内臓下垂はなくとも、内臓墜脹感があれば、気陥証といえます。 墜脹感とは、内臓が下る感じを伴う不快な張りのことです。
気の弁証

気虚証

気虚証の大雑把な概念とは、しんどそうで元気がない状態です。体を動かすと症状が悪化します。お風呂に入っても症状が悪化します。体力に負荷がかかったときに悪化します。虚証に属します。寒証は不明瞭です。
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