消化器内科 (肝臓科)

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胆石発作… 七転八倒の激痛を回避せよ

胆石疝痛の症例検討である。10時間におよぶ疝痛発作を回避すべく、鍼と養生指導を行った。結果として50日を過ぎた今も、一度も発作を起こしていない。
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胆石と便秘とイライラ… 気の通り道を押し開け

胆泥の中医学的な症例報告である。方法は鍼灸を用いた。便秘の寛解とともに胆泥も消失した。
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数値の乱高下…「僕には分かりません 」✕ 6

人体をモノとして扱えば、モノとしての反応しか起こらない。つまり奇跡は起きない。 人体をヒトとして扱えば、ヒトとしての反応が起こる。 奇跡を起こせるのは、モノではない。 ヒトである。
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食あたり、あざやかに回避!

食あたりに効くと言われるツボ、裏内庭についてです。ツボというものは本当に応用無限です。
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腹痛 (おなかの張り) の症例… 原因療法とは

腹満痛の中医学的な症例検討である。食積による脾気滞証と弁証し、鍼灸による施治を行った。本症例おいては、施治を行う前段階、病因病理の説明を行っている最中に症状の消失を見た。
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食欲不振の症例

原因不明の食欲不振症の症例である。ケトン体の増加により、仕事が出来ないほどになるまで悪化を見たが、鍼灸治療とともに、無理に食べる行為を避けることで、職場復帰が出来た。詳しい治療経過を挙げる。
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腹痛… 決断は「胆」

東洋医学で言う「胆」は「中正の官」であり、「決断」に関与するとされる。ここから、胆に関わる穴処を改善することは、決断を強化することにつながるという考え方ができる。この考え方を、ストレス性の疾患に応用し、改善が見られた臨床例を紹介する。
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子供の胃食道逆流症

6歳。女の子。定期的に診ている。2021年12月のある日の臨床。 いつものように、目視で診察する。子供の場合は望診で行うことが多い。たまに確認のために手で触れて診ることもある。 四診とは…望診・聞診・問診・切診 をご参考に。 上巨虚に邪が出...
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腹痛… 望診の “その上”

運転しながら、一瞬振り向いて後部座席の娘の残像を焼き付ける。前を見て運転しながら、その残像で診察する。この季節、疑わしいのは冷えだ。寒府は? 邪が出てるな。やっぱり冷えがあやしい。
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腸閉塞と目

二千年も前の書物である《黄帝内経》には、目の使いすぎは血を消耗すると記されている。現代ほど目を目を酷使する時代はないと思われるが、古代中国においてすでに着目していたのである。これからの研究課題として、非常に面白いと思う。症例を提示する。
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赤ちゃんの便秘

乳児の便秘についての中医学的な症例検討です。便秘の基本病理は「気の上衝」です。気が下れば便も降るのですが、これをフリーズさせるものとして、本症例では表証・脾気不運が見受けられました。
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コロコロの大便

大便がかたい便秘を、中医学的にみた症例である。かたい大便は血虚が関わることがあるが、鍼灸施術とともに、目の使いすぎに対する指導を与えると、速やかに改善した。目の使いすぎは血を傷る<素問・宣明五氣 23>。病因病理を考察する。
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腹痛 (5歳)

5歳男児の便秘による腹痛の症例を検討する。中医学的診断に従い、夢分流打鍼術を用いて処置したところ、その場で排便を見て、腹痛が消失した。
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言葉の鍼…外邪って何だろう

六淫外邪の一つである風邪は外風とも呼ばれます。一方、内生五邪の一つである風邪は内風とも呼ばれます。両者が手を組むと、外邪の侵入を許すことがあります。適切なアドバイスで内風を沈め、外邪を除去した実際の臨床例と照らし合わせて説明します。
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