整形外科

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変形性股関節症の症例

変形性股関節症の中医学的症例検討である。鍼灸を用いた。65歳。女性。37歳のときに突然右股関節に激痛、歩行困難となり、変形性股関節症と診断を受けた。
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足が痛くて歩けない… 症状は成長のもと

ふつうなら、足が痛くて歩けないならば、足をくじいたとかの物理的要因を考えるだろう。それが無ければ腰から来ているのかなとか整形外科的要因を考える。だが、心理的要因が関わることもあり、本症例はその一例である。
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脊椎圧迫骨折と「押入れ」…骨粗鬆症の隠れた原因

圧迫骨折は安静にしていれば治る。要は、なぜ骨折が起こったかである。骨 (内側) を強くする力は求心力である。筋肉 (外側) を強く働かせるのは遠心力である。遠心力が強すぎて求心力が持たない。症例を出して考察する。
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変形性股関節症の症例… この原因はレントゲンに映らない

変形性股関節症の中医学的な症例検討である。本症例は、肝鬱気滞証・気実血虚証・表寒証を兼ねたものである弁証し、鍼灸による施治を行った。肝鬱の原因が除去されると、即座に症状の緩解を見た。
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坐骨神経痛… 喜びすぎず悲しみすぎず

痛みの原因には、物理的要因・環境的要因 (寒さ・湿気など) ・心理的要因などが挙げられる。この内、心理的要因によって誘発された坐骨神経痛についての症例を検討する。中医学的に原因を求め、鍼灸によってこれにアプローチした。
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ストレスと滑液包炎… たった1mmの成長こそが「健康」

鍼灸の症例報告である。肝気鬱結 (ストレス状態) から邪熱と水邪を生じ、気機を阻遏して足関節滑液包炎による痛みを生じた。ほんの少しの言葉かけと百会の鍼によって、肝鬱が解決の方向に動く機序と、心と体の相関性について考察する。
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寒邪による腰痛

12月上旬。一旦寒くなっていたのに、最近、調子はずれに温かい。そんなある日の臨床である。 60代、女性。 問診はせずに、まずは望診・脈診・腹診。 四診とは…望診・聞診・問診・切診 をご参考に。 お腹を診ていると…。 「イテテテ… 」「ん? ...
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痛いところに鍼をしない、たった一本の鍼

中医学に基づいた一本の鍼は、整形外科的な疾患にも奏効します。弁証論治に則った治療例をご紹介します。
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最期まで「生きる」

88歳 (女性) の、腰痛により寝返り困難となった症例を検討する。治療開始から2ヶ月経過したころ、画像に示す「足の爪」が正常なものに変化した。それと前後するように腰痛が軽減し、一時間の窯による除草作業が可能となった。
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首が動かない

29才。女性。飲食業の管理職。 症状 主訴首が痛くて動かせない。3日前から痛みがあり、悪化しつつある。昨日からは完全に動かなくなった。実際に、動かしてみてください、とやっても不動。 その他の症状5日前に39℃の発熱。最近、寝言が多い。寝てい...
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かかとの痛み…ホクロまで取れた?

74歳男性。 「半年前から右かかとが痛いんですわ。左かかとも痛いけど、右に比べると半分くらいです。両方痛いから、歩けないんです。ソファーに座っていても、かかとが地面につくので、かかとを浮かさないと痛いんです。」「それは相当、痛いんですね。」...
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