流注 (部位) 頤 (イ・おとがい)・腮 (サイ・あぎと)・頷 (ガン) とは 《黄帝内経》を読み進めると、頤と頷という言葉が出てくる。どちらも下顎という意味だが、使い分けが分かりづらい。分かりやすく説明する。 2023.11.04 流注 (部位)
流注 (動詞・名詞) 散とは… 経絡流注の字源・字義 「散じる」とは、単に散ることではありません。散ることによって、新しい何かが生まれる意味があります。「散」の字源は「麻」にあります。 麻の茎を割いて分断し、それを織物として融合させます。乱麻…麻のごとくに乱れ、散って誕 (う) まれるのです。 2023.01.14 流注 (動詞・名詞)
流注 (部位) 「合谷」の作用とその根拠… 柱骨之会上とは 「合谷」が属する大腸経は「柱骨之会上」という特殊な場所を流注します。一般的には大椎のことだとされますが、もっと大きな概念があるのではないか。「合谷」のさらに大きな効果や意味を知るための考察です。 2022.11.13 流注 (部位)
流注 (動詞・名詞) 乗とは…経絡流注の字源・字義 乗 【訓】のる 「乗」の本字は「乘」である。 「乘」の字源は、人が木の上に乗ることである。後に、足の意味を持つ「止」が付け足された。「北」のように見える部分は、両足を示す。両足で踏んづけて上に乗ることが、「乗」の字義ともなる。 2022.10.14 流注 (動詞・名詞)
流注 (部位) 輔骨とは 膝の骨 輔骨とは、膝の内側と外側の出っ張った骨のことをいいます。 詳しく言うと、大腿骨内側顆と脛骨内側顆 (外輔骨) と、大腿骨外側顆と腓骨頭 (内輔骨) のことです。 《内経》ではその意味で用いています。 輔骨,膝下兩旁高骨也.《類経》 ... 2022.09.28 流注 (部位)
流注 (部位) 臂とは 《霊枢・経脈》で用いられている「臂」は前腕部を指します。 髆.html 「臂」は上肢全体を指す場合もあります。維基百科で調べると、上腕部と前腕部のことである、とあります。 膊臂之交曰肘中,穴名尺沢。《類経・七巻経絡類》 しかし、上記引用の《... 2022.08.02 流注 (部位)
流注 (部位) 髆と膊 髆・膊・臑・臂 髆 《霊枢・經脉10》に見られる「髆」は、肩甲骨を指します。 説文解字に端的に説明されています。 髆.肩甲也.《説文解字》 《霊枢・經脉10》には「肩髆」と表現されています。「肩髆」も肩甲骨のことです。また「肩髆内」とも表現... 2022.08.02 流注 (部位)
流注 (部位) 臑とは 《霊枢・經脉》で見られる「臑」は、上腕部の内側面・前面を意味します。 また、上腕部全体を指すこともあります。よって、上腕部内側面・前面を中心とした上腕部… をイメージすればいいでしょう。 詳しく見ていきましょう。 解釈にばらつきがある 中国... 2022.08.02 流注 (部位)
流注 (動詞・名詞) 廉とは 廉の字源・字義 廉 【訓】かど レン 「廉」は「广」+「兼」。 兼の字源 「禾」は稲などの穀物が実るイネ科の植物。「兼」は「禾禾+又 (手) 」 よって、「兼」は、1つの手で2つの稲穂 (禾禾) を持つ。あわせ持つ。→「兼ねる」。 これが基... 2022.06.18 流注 (動詞・名詞)
流注 (動詞・名詞) 営とは…営気の字源・字義 「営」の本義は、周囲を垣や土塁 (敵の侵入に備えて作った盛り土) で囲んで居座ることである。 よって「めぐる」「めぐらせる」「取り囲ようにめぐらせる」の意味となる。守る・防ぐといったイメージが付随する。 「取り囲むようにめぐらせる」が、「土... 2022.04.20 流注 (動詞・名詞)
流注 (動詞・名詞) 与とは… 経絡流注の字源・字義 与 (與) の字源・字義 与 (與) 【訓】あたえる ・〜と 與。黨與也。从舁从与。《説文解字》 【訳】與。黨與である。舁と与からなる。 黨 (党) … 光が当たらず暗い。意義展開して、暗いところ・見えないところで結託した仲間のこと。黨與 ... 2022.04.14 流注 (動詞・名詞)
流注 (巡行) 衝脈とは《後編》…字源・字義 衝脈の「衝」の字源・字義に迫ります。中国語では衝は「沖」に書き換えられ、また「街」にも通じます。これらの文字をさかのぼることで、「五臓六腑の海」「十二経絡の海」とも呼ばれる衝脈の働きについて考えます。 2022.04.08 流注 (巡行)
流注 (巡行) 衝脈とは《前編》…流注をまなぶ 衝脈とは、奇経八脈の一つです。その走行は、気衝※という陰部付近のツボから、上行するものと下行するものの2つに別れます。このような走行の仕方をするものは、十二経絡と奇経八脈を通じて衝脈だけです。《内経》の記載にもとづいて展開します。 2022.04.03 流注 (巡行)
流注 (部位) 跗と大指之間 「跗」「跗上」は、足の甲のことです。ここには動脈の拍動があり、この動脈を「趺陽脈」「跗上動脈」といいます。診断点や治療点としての重要箇所です。しかしし《靈枢・終始09》をひもとくと、それだけでは済まない重要概念であることが分かります。 2022.03.27 流注 (部位)
流注 (部位) 頏顙 (こうそう) とは 頏顙 (こうそう) とは、咽喉から鼻腔にかけての部分のことです。衝脈・肝経が流注し、喉頭蓋と関わります。飲食物を飲み込むか飲み込まないか、空気を吸い込むか吸い込まないか…生死に関わるこれらの機能を支配する象徴的な存在、それが頏顙なのです。 2022.03.18 流注 (部位)
流注 (動詞・名詞) 注とは… 経絡流注の字源・字義 注の字源・字義 注 【訓】そそぐ 灌也。从水主聲。《説文解字》 液体が柱のようにまっすぐに流れる様子。容器の口から注ぎ込む。上から下の容器に灌(そそ)ぎ込む。 意義拡大して、集中・凝集・限定。「注視する」「注意する」 挹彼注兹.《詩経》 【... 2022.03.13 流注 (動詞・名詞)
流注 (巡行) 督脈とは《後編》…字源・字義 督脈とは《前編》…流注をまなぶ の続きです。 ▶督の字源 督とは、そもそもどういう意味を持つのでしょうか。 督.察也.一曰目痛也。《説文解字》 督は察なり。 目に関わります。目を光らせる、というイメージです。 観察する。監視する。督促する... 2022.03.03 流注 (巡行)