皮膚科・アレルギー科

不登校+アトピー

13歳。女性。病歴…小学5年から、歩いたあと体がだるくなる。腹筋すると腰に力が入らなくなる。小学6年生の春に引っ越し。転校いじめで不登校になる。このころからアトピー性皮膚炎が始まる。肘窩・膝窩・前胸部を特に夜かきむしる。ストレスで悪化。中学...
さまざまな病気の原因と治療法

排尿障害…東洋医学からみた7つの原因と治療法

東洋医学では、尿が出にくい病態を淋疾 (りんしつ) と癃閉 (りゅうへい) の2種類に分けます。淋疾は、一回量が少なくスッキリ出ない、ただし一日の尿量の合計は正常です。癃閉は、一日の尿量が少ない、または全く出ないものです。
総合診療科

大脈を細脈と見る

中医学でいう「大脈」は、もろもろの実を示す場合もあり、もろもろの虚を示す場合もある。高齢者に散見される大脈について考察する。
さまざまな病気の原因と治療法

下痢…東洋医学からみた6つの原因と治療法

下痢を東洋医学から機能的に見たとき、運化・制水・泌別という3つが深く関わります。これら3つの機能が「湿邪」によって阻害された場合は急性の下痢となります。またこれら3つ機能のもととなる「脾」が弱ると、慢性的な下痢となります。
口腔外科

抜歯直後の止痛

抜歯直後の歯痛を合谷の一本鍼のみで治療した症例である。中国伝統医学の臓腑経絡学に基づき、治癒機序について考察する。
さまざまな病気の原因と治療法

胃痛…東洋医学から見た4つの原因と治療法

胃痛はなぜ起こるのでしょう。痛みの大原則は「不通則痛」です。通じなければ則ち痛む。東洋医学では、この「通じないもの」を気・血と呼びます。寒邪 (冷え) ・湿熱・肝気 (ストレス) ・脾胃の弱り…。これらが原因となって「不通」が起こります。
さまざまな病気の原因と治療法

逆流性食道炎…東洋医学から見た2つの原因と治療法

逆流性食道炎の基本病理があります。「肝気犯胃」です。肝気が胃を犯す。肝気とは何でしょう? これはストレスと深いかかわりを持ちます。もともと逆流性食道炎はストレスと関係があると言われます。ストレスは物理的な除去ができません。よって機能的に切り込みます。
カゼ

2時間での解熱 (2歳)

幼児の発熱に、列缺に鍉鍼で治療を行った例である。列缺は陰経に属し、陰分の正気を補える。また陽明に流注し、胃気を鼓舞できる。また任脈の主穴である。また手陽明と交会し、手陽明は肩髃で足少陽胆経と交会するため少陽を動かすことができる。
四季の養生

冬の養生… 閉蔵とは

冬は閉蔵、これは《素問・四氣調神大論02》の言葉です。 “閉蔵” とは何か、これを深く理解することは、冬を健全に過ごす方法を得るだけでなく、「元気はつらつ」の起点を得ることに等しいと言えます。
さまざまな病気の原因と治療法

顔面神経麻痺…東洋医学から見た原因と治療法

ベル麻痺を始めとする顔面神経麻痺は、風邪 (ふうじゃ) が原因であると東洋医学では考えます。例えばストレスがあり緊張がある。緊張は熱を生みます。熱は上昇気流を生み、風が生じます。多くはこのパターンが風邪 (ふうじゃ) の原因になります。
さまざまな病気の原因と治療法

脳梗塞…東洋医学から見た原因と予防法・治療法

生命を物質的にではなく、機能的に見る東洋医学の視点は、脳梗塞を「気の上衝」と捉えます。まるで台風のような上昇気流に、飲食の不摂生などで形成した「痰湿」が巻き上げられ、生命の天空とも言える頭部を犯すのです。その予防法を探ります。
さまざまな病気の原因と治療法

更年期障害…東洋医学から見た原因と治療法

突然カーッと熱くなり、汗が噴き出る。汗が引いたと思えば、体力が奪われたような疲労感。更年期障害の症状は多岐に渡りますが、ホットフラッシュはその筆頭に挙げられる症状です。東洋医学は、更年期のさまざまな症状を、つながりのあるものとして考えます。
カゼ

発熱 12歳…営血分の熱

営血分の熱。これは300年前の清代に起こった「温病学」という東洋医学の一部門の中の概念だ。癌をはじめとした難治性疾患には、こうした考え方を用いた診断が必要不可欠である。基礎を学び実戦を踏んだうえで挑む学習部門である。しかし、たかだか300年...
さまざまな病気の原因と治療法

狭心症…東洋医学から見た7つの原因と治療法

狭心症や心筋梗塞などで胸が痛む病態を「東洋医学では胸痹 (きょうひ) 」と呼び、正気 (生命力) と邪気 (病的副産物) の抗争が、心臓を舞台として起こったものと考えます。仮に正気が劣勢で、邪気が優勢になると、生命の危険が生じます。
さまざまな病気の原因と治療法

アトピー性皮膚炎…東洋医学から見た4つの原因と治療法

アトピー性皮膚炎の特徴は、赤い皮膚の炎症です。東洋医学ではこれを「熱」と表現します。熱は、火をイメージすると分かりやすく、赤くて熱いものです。もう一つの特徴である痒さ、これを「風」と表現します。風邪 (ふうじゃ) ともいいます。
さまざまな病気の原因と治療法

うつ…東洋医学から見た原因と治療法

鬱 (うつ) とは、もともと東洋医学の言葉です。意味は…「感情がとどこおって通じない」。ですから、憂鬱で気分が晴れず、波及してさまざまな症状がみられます。もちろん、直接の原因はストレスが関与します。しかし、慢性化して回復しにくくなるのは、他...
さまざまな病気の原因と治療法

痛み…東洋医学から見た7つの原因と治療法

東洋医学では、あらゆる痛みの原因を「不通則痛」と表現します。通じなければ痛む。「通じないもの」とは気と血のことです。「通じなくさせるもの」とは邪実…すなわち気滞・痰湿・邪熱・瘀血・外邪です。これら要因を取り除くことで痛みを治療します。
さまざまな病気の原因と治療法

不眠…東洋医学から見た5つの原因と治療法

「精神」が安定していると、夜はグッスリ休めます 。「精」とは腎精のことで、体の養いです。「神」とは心神のことで、心の養いです。心と体は一体であるという考え方を「心身一如」といいます。東洋医学はそういう観点から不眠に切り込みます。
さまざまな病気の原因と治療法

便秘…東洋医学から見た6つの原因と治療法

便秘の原因と解消法を考えます。たとえば便秘をすると精神的に不安定になったり、不眠になったりしますが、どうしてでしょう。過敏性腸症候群はなぜ複雑な症状を制するのでしょう。長い歴史を持つ東洋医学は、便秘をどのように考えるのでしょうか。
さまざまな病気の原因と治療法

頭痛…東洋医学から見た5つの原因と治療法

頭痛に限らず、痛みは信号です。ブレーキです。痛みの原因がなくなり不必要になれば、痛みは自ずと消え去ります。それが本当の治療であり、東洋医学はその手段の一つです。東洋医学は頭痛をどのように見て、治療するのでしょうか。脳梗塞や脳腫瘍との関連性も...
さまざまな病気の原因と治療法

腰痛…東洋医学から見た6つの原因と治療法

腰痛といえば、椎間板ヘルニア・脊椎間狭窄症・すべり症なども含まれますし、単に、筋肉の緊張による腰痛もあります。東洋医学的には、それとは見る角度が異なります。腰に意識を払いつつも、全身の血流を正常化し、自然治癒力を最大限に引き出すことに主眼と...
スポーツ障害

野球肩

空間弁証による治療は、とくに整形外科的疾患で効果が期待できる。本症例では、野球少年が投球フォームを改善しようとしたところ、空間のバランスを崩して右肩の痛みを生じたと考えられる。左下に当たる左腰の治療により、痛みが取れると考えた。
さまざまな病気の原因と治療法

喘息…東洋医学から見た3つの分類と治療法

咳・喘・哮の3つが混在する部分が喘息です。咳・喘・哮それぞれの病因病理を知ったうえで、患者さんの状態から、どれを主に治療するかを判断し、効率的に治療効果を挙げる工夫をしながら治療します。以下に、咳・哮・喘の原因と、それぞれの治療方法を見ていきましょう。
さまざまな病気の原因と治療法

浮腫 (むくみ) …東洋医学から見た5つの原因と治療法

むくみを東洋医学的 (中医学的) に説明します。脾と腎が中心となって水湿代謝は行われます。脾腎は生命力の根幹で、それが弱ると生命力を邪魔するもの (邪気) が強固となります。このような構図が総合的にむくみを形成します。
カゼ

39.5℃の発熱 (5歳)

発熱をともなう表証の症例検討である。合谷は表寒実証に使用されるが、的確な証の診断ができれば、速やかな効果が見られる。本症例はその一つである。鍼をかざした瞬間に生き生きとした生命の躍動が観察された。
東洋医学って何だろう

四診とは…望診・聞診・問診・切診

四診とは、東洋医学独自の診察方法を言います。望診・聞診・問診・切診の4つを言います。望診とは目で見て行う診察法、聞診とは耳や鼻を用いて行う診察法、問診とは患者さんの話を詳しく聞く診察法、切診とは体に触れて診察する方法です。
さまざまな病気の原因と治療法

肩こり…東洋医学から見た7つの原因と治療法

ひとくちに肩こりといっても、軽いものから危険なものまで様々です。東洋医学的な病気の捉え方で見ても、その原因は単純ではなく、できるだけ大雑把に分類しても7つの原因があります。これらの分類は、頸椎椎間板ヘルニア・胸郭出口症候群・肝臓や心臓疾患か...
提言

「日本の名医」に鍼灸師が選出?

「2016年版 国民のための名医ランキング −いざという時の頼れる医師ガイド全国名医276人厳選−」という本に、医師以外の人が選ばれました。藤本蓮風という鍼灸師です。北辰会を創立されました。鍼灸師は、そもそも「医師」ではありません。日本の法...
小児科

脳性麻痺 (1歳9カ月)

1歳9か月の男の子。31週 (8か月) で早産。出生時1800g 。2か月検診の時に脳室周囲白質軟化症 (PVEL) と診断される。現在80㎝・10㎏。体格は正常の範囲内。発育障害が認められる所見〇おすわりができない。ずり這いは少しするが、...
婦人科

不全流産の症例

患者さんの希望で、不全流産を鍼灸のみで完全流産にした症例を検討する。中医学的な診断に基づいて施治を行った。
耳鼻咽喉科

耳鳴…竅(あな)をこじ開ける!

77歳。女性。目つき鋭く、神経質そうである。「10年前から耳鳴りがあります。ましな時もあったり、ひどい時もあったり。でも、1か月前から鳴りっぱなしで、ましにならなくなったんです。」「ストレスは?」「私のもっている不動産の売買のことで…。今も...
提言

火・水・土…感謝。

この世は何によって出来ているのか。命を育むエッセンスは?それは、太陽の恵み。雨の恵み。そして大地の存在。植物が育つ。命の芽生え。その命を食らい、我々の命がつながる。太陽とは、すなわち火。雨、これは水。大地とは、土。あって当たり前のもの。無く...
消化器内科 (肝臓科)

腹痛 (5歳)

5歳男児の便秘による腹痛の症例を検討する。中医学的診断に従い、夢分流打鍼術を用いて処置したところ、その場で排便を見て、腹痛が消失した。
提言

大自然の循環、健康に生かせ

漢方では、体を養ううえで大切な要素があるとする。それは季節である。季節とは、春夏秋冬のことだか、それに対応して「生・長・収・蔵」という言葉がある。春に生まれたエネルギーが、夏に拡大・成長し、それが秋には縮小・収束され、冬は蔵して静かに春の生...
東洋医学って何だろう

東洋医学の月経って何だろう

女性の方で、生理前になると体調が悪くなるという話はよく聞きます。そんな体調の悪さですが、生理が始まるとましになるというのが特徴です。月経前緊張症 (PMS) といわれます。この病気を分析するのに必要なのが、正気と邪気です。 正気とは…気と血...
総合診療科

酔っぱらいの治療

酒の飲みすぎで吐き気や意識障害を起こしたものに、公孫は有効とされる (藤本蓮風「経血解説」) 。公孫は、衝脈の宗穴である。衝脈は、中国では「冲脈」と表記され、「衝」と「冲」は同義である。この字には、「大水で洗い流す」という意味がある。
整形外科

かかとの痛み…ホクロまで取れた?

74歳男性。「半年前から右かかとが痛いんですわ。左かかとも痛いけど、右に比べると半分くらいです。両方痛いから、歩けないんです。ソファーに座っていても、かかとが地面につくので、かかとを浮かさないと痛いんです。」「それは相当、痛いんですね。」本...
消化器内科 (肝臓科)

言葉の鍼…外邪って何だろう

六淫外邪の一つである風邪は外風とも呼ばれます。一方、内生五邪の一つである風邪は内風とも呼ばれます。両者が手を組むと、外邪の侵入を許すことがあります。適切なアドバイスで内風を沈め、外邪を除去した実際の臨床例と照らし合わせて説明します。
東洋医学って何だろう

外邪って何だろう

外邪にはいくつかの種類があります。暑さは暑邪。寒さは寒邪。湿気は湿邪。乾燥は燥邪。風は風邪です。例えば暑さが、ある人の生命力を傷つけると暑邪になります。その暑さであっても、暑いほど体調がいい人であれば、その人にとっては暑邪ではありません。
腎臓内科・泌尿器科

10分おきにトイレ?

頻尿は「下 」という生命の土台の弱りを意味する。だから高齢者に多い。しかし、本症例は就学前の幼児で、元気いっばいである。これは「上」が強すぎることによる相対的な下の弱りである。上の強さとは、就学前の緊張で胸がいっぱいの状態をいう。
東洋医学って何だろう

正気と邪気って何だろう

我々の体のエネルギーを、東洋医学では「正気」といいます。正気とは体力です。生命力・回復力・持久力・適応力・治癒力…とも言い換えることができます。「邪気」とは、正気を邪魔するものです。邪気は2種類に大別できます。病理的産物と外邪です。
東洋医学って何だろう

東洋医学の「心臓」って何だろう

東洋医学の心臓は、現代医学の心臓とは異なる特徴を持ちます。その主な特徴は、「神(しん)」を蔵することです。つまり、神が心臓の本質です。
東洋医学って何だろう

東洋医学の「肺臓」って何だろう

東洋医学の「肺」は、現代医学で言う「肺」とは異なる概念です。もちろん重なる部分もありますが、捉え方が大きく異なります。五行では肺は金とされ、また肺は魄を蔵す《素問・宣明五氣》とされます。これら原義から、東洋医学的「肺」とは何かを説明します。
東洋医学って何だろう

東洋医学の「肝臓」って何だろう《後編》

東洋医学でいう「肝臓」がどういうものか、特に「条達」とはどんなものか、「東洋医学の肝臓って何だろう」で詳しく説明しました。その続編として補足を展開したいと思います。
東洋医学って何だろう

東洋医学の「肝臓」って何だろう《前編》

東洋医学の「肝臓」は、西洋医学のそれとは大きく異なるものです。しかも、これを一言で説明せよといわれると、一番こまります。なぜかと言うと、心理の無意識に深く関与し、肉体の無意識…つまり自律神経や免疫に深くかかわるからです。詳しく説明します。
東洋医学って何だろう

東洋医学の「腎臓」って何だろう

東洋医学で言う腎臓は「水臓」とも呼ばれ、気化による水分代謝に関わり、現代医学の腎臓と共通する部分はあります。しかし異なる部分も多く、精・火・水を蔵するとされ、生命の根本という位置づけがされています。
天人合一

飛鳥の風景…呉原

今日は一日、雨です。しとしと降り続いています。写真の手前の葉の落ちた雑木林は高松塚古墳の国立公園です。その向こうに見える霧で霞んだ山間に渡来人の集落がありました。そこから西に下ったところに、写真でいえば右側方面に下ったところに渡来人である阿...
東洋医学って何だろう

東洋医学の「脾臓」って何だろう

東洋医学では「脾臓」をことのほか重視します。その機能を調べると、現代医学の「脾臓」とは全く違うものが描かれています。両者は異なる概念なのですね。その重要性、そして「卑」に秘められた真意について説明します。
東洋医学って何だろう

陰陽って何だろう

陰陽とは何でしょう。たとえば一枚の紙の表裏をイメージします。表と裏は真逆ですが、表のない紙、裏のない紙ならば、紙として成り立ちません。陰陽とはこのように、相対する概念でありながら、一つの事象や概念を、協力し合って作り出すものです。
東洋医学って何だろう

五臓六腑って何だろう

五臓六腑。東洋医学の言葉です。五臓…肝・心・脾・肺・腎。六腑…胃・小腸・大腸・胆・膀胱・三焦。三焦という概念がありますね。これは、東洋医学における五臓六腑という概念が、物質的臓器を指すものではないことを示します。詳しく説明します。
提言

よもやま話…認知症

「先生、となりの奥さんがボケました。」「へえ…」「わたしも、そのうちボケるのとちがうやろか。」「ハハハ…」「ボケないようにしようと思えば、どうしたらいい?」「人間だれしもボケる…」「そんな…!!」「ボケるといっても種類が二つある。物忘れは年...
東洋医学って何だろう

東洋医学の「血」って何だろう

東洋医学には "血" という言葉があります。でも少し違意味で用います。石油ストーブをイメージします。血は石油です。血 (石油) は目に見えますが、気 (温かさ) は目に見えません。
東洋医学って何だろう

東洋医学の「気」って何だろう

東洋医学は「気一元」です。西洋医学が物質に依拠して理論を構築しているように、東洋医学は「気」を基礎として理論を構築します。気とは何なのか。物質なのか、それとも…。古代中国の捉え方である陰陽論を用いて考察します。
ご来院の皆様へ

冷えをとる方法

体が冷えている人が多いですね。温める…は寒ければ大切です。しかし、必ずしも解決方法にはなりません。当座の付け焼刃ではなく、根本的なことを考えてみましょう。
テキストのコピーはできません。