Q&A

肝 (きも) を押さえて健康を

ネット上での体調不良のご相談に対する東洋医学的な回答である。脂肪肝への向き合い方・漢方薬の用い方・こだわりの悪影響について説明した。
よもやまばなし

「こだわり」は心のどこから?

「こだわり」は、良い意味でも良くない意味でも使われます。これら双方の「こだわり」を、利己と利他の分類から解析を試みます。
自分でできる健康法

ここから逃げたい

そもそも感謝なんて、うまく行っているときほどできない。だとするならば、今だ。いま、このつらいどん底の時こそ、感謝のしどころなのだ! こんな時でないと、感謝するチャンスなんて永遠にくるものか!
カゼ

新型コロナ後遺症の症例

新型コロナ感染症の後遺症の症例を中医学的に検討する。本症例では、発熱が癒えてなお、表証が認められた。表証を除去することで、後遺症と考えられる上肢の震えと痛みの速やかな回復が認められたと考えられる。
鍼灸って何だろう

北辰会で学んだもの

左から、 (一社) 北辰会の藤本蓮風会長と藤本新風代表です。この世界では知らない人はいないと思いますが、一般の方もおられるので念の為。 このお二人の教えを受けなければ、かくじつに、中医学を信じ切れなかったと思います。
ガン

乳ガンの症例

中医学 (鍼灸) による乳ガンの症例検討である。
ご来院の皆様へ

熱と水… 1分間でも横 (陰) になる

腹八分目が体にいいように、仕事をする上でも八分目がいい。一気にやってしまうのは良くない。二分の余力を残していれば、持続可能となる。その方法を考える。
流注 (動詞・名詞)

散とは… 経絡流注の字源・字義

「散じる」とは、単に散ることではありません。散ることによって、新しい何かが生まれる意味があります。「散」の字源は「麻」にあります。 麻の茎を割いて分断し、それを織物として融合させます。乱麻…麻のごとくに乱れ、散って誕 (う) まれるのです。
自分でできる健康法

「こだわり」は自傷行為

時・所・位置づけによって、間違いが正解になったり、正解が間違いになったりする。それが真理です。人間として認識する世の中に、絶対というものはないのですね。その真理にそぐわないものが「こだわり」です。陰陽論は、それを明確に教えてくれます。
医食同源

七草がゆとウイルス感染

冬に飽食する生物は何一つありません。七草がゆのように、冬はいつもより「すこし貧しく」過ごすこと。このように「気持ち」が整えば、「体」のコンディションも整います。冬は何事も控えめに…。
Q&A

こむら返りには〇〇が効く

中医学では、こむら返りは「こむら (腓腹筋) 」に問題があるのではなく、「体」に問題があると考えます。体に問題があるのは、これまでの「生活の仕方」に問題があるのです。生活の仕方に問題があるのは、そういう行動をしようと思う「心」に問題があるのです。
医食同源

松葉 (中医学・中薬学)

松葉の功能を、中薬学・中医学的に説明する。
自分でできる健康法

ホッとする方法

ホッとするとリフレッシュする。だが、ホッとすると症状が出る場合もある。ホッとしてはいけないのだろうか? リフレッシュの仕方を考える。
流注 (部位)

咽・喉・嚨とは

咽・喉・嚨、すべてノドを意味します。東洋医学では、これらの文字をどのような意味で用いているのでしょうか。その違いを明確にします。
医食同源

山薬とは

山薬とはヤマノイモ (とろろ芋) のことです。中薬では一般にナガイモを指しますが、日本産の自然薯 (じねんじょ) も山薬です。 陰を補いながらも、気を補います。気は陽なので、陰陽ともに補うのですね。このような便利で変わった効能があります。
自分でできる健康法

瞳をとじて白米を

感謝は体にいい。その理由は、人間というものが感謝されることを好み、感謝されると元気になるからだろう。体も人間である。だから体も元気になるのだ。ただし感謝は難しい。だが、誰でもできる簡単な方法が食事の摂り方で得られる。
用語集

陰火 (気虚発熱) とは

李東垣が唱えた陰火について説明する。陰火は気虚発熱とも呼ばれ、外邪を伴わないカゼである。補中益気湯が主薬となる。臨床を交えて説明する。
Q&A

原因をとって痛みをとる… 若い鍼灸師の方へ

中医学的に痛みをどう捉えるか。中医学の病因病機に基づいた鍼によって、痛みを捉えきれるか。中医学に徹底して臨床を行ってきた者として、もっとも大切な部分をご説明します。
Q&A

中医学の勉強の始め方

僕が書いた文章は、たとえ話が多いので理解しやすくはなっています。しかし専門用語がでてくると読みづらくなります。そういう専門用語を「中医基礎理論」で調べながら勉強をすすめると、中医学の全容が見えてくるかと思います。
血の弁証

血寒証

血寒証についてです。指が凍死したもの (しかけたもの) が凍傷、体幹が凍傷を起こしたもの が凍死 (しかけたもの) 、どちらも血寒証に属します。部分的な血寒証、全体的な血寒証、どちらに属するかで重症度が大きく変わります。
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