自分でできる健康法 幸せって何だろう…ストレスを “消化” して “吸収” する 中国文明がいかに農耕と関わりがあるか。これは漢字の成り立ちに農が多く関わることからも容易に想像できます。東洋医学はそうした文化の中で生まれました。土を耕し育て食す。古代中国人にとって、これは癒やしの根幹にある常識だったのかもしれません。 2021.11.21 自分でできる健康法
自分でできる健康法 片頭痛・唾液過多・喉のつまり感… 更年期障害と朝の食欲 生理前に片頭痛がひどい。唾液が湧く。ノドのつまり感がある。こうした更年期障害の方のご質問に、東洋医学的にお答えしました。この方は朝の食欲がなく、これは脾の弱りを示します。脾の弱りをベースとして起こる様々な症状をご説明します。 2021.11.21 自分でできる健康法
Q&A 「気」 がイメージできません 東洋医学では、気という概念が基礎・土台になります。また気という概念が究極・蘊奥です。つまり、一番簡単で一番難しい。 “気一元” と言われるように、万物は集約すると “一” に帰結します。またその “一” は、十にも百にも千にもなり、万物となります。 2021.11.21 Q&A
ご来院の皆様へ 急な寒さに対処しよう 寒暖差でこたえるとか、季節の変わり目で体調を壊すとかいうが、暑さでやられるものは少ない。多くは冷えである。 体には、寒さから身を守る “防御力” がある。これを “衛気” という。 2021.11.21 ご来院の皆様へ
自分でできる健康法 冬場の活動量が、夏場をこえない…腸閉塞の症例から 《素問・四氣調神大論》に、春は “発陳”、夏は “蕃秀”、秋は “容平” 冬は “閉蔵” とある。これが、冬場の活動量が夏場をこえてはならない文献的な根拠となる。臨床を交えて解説したい。 2021.11.21 自分でできる健康法
自分でできる健康法 更年期と “徳” 東洋医学の原典である《素問》の冒頭は《上古天眞論》ですが、ここには健康であるための秘訣が挙げられています。中でも注目すべきは「徳」です。東洋医学独特ともいえる養生法と、老化を象徴する更年期とを重ね、いかに「老い」を生きるべきかを考えます。 2021.11.21 自分でできる健康法
Q&A 不眠と “うるおい” と母乳 42歳で出産、母乳で3歳半まで育てた方のご質問です。夜中に母乳を与えなくても良くなったのに、なぜか頻繁に目が覚める。母乳と不眠、一見関係のないこの2つを、東洋医学の “血” という概念で説明します。 2021.11.21 Q&A
東洋医学って何だろう 君主・相傅・将軍…十二官における臓腑観 五臓六腑という言葉があります。略して臓腑、この東洋医学の言葉には、息づく命が表現されます。心臓・肝臓などの臓腑を「擬人化」し、まるで立ち回る役者たちのように生き生きと臓腑を描いています。その役者たちが生み出す舞台そのものが、人体生命なのです。 2021.11.21 東洋医学って何だろう
自分でできる健康法 “肝臓” を考える…東洋医学とのコラボ 肝臓には500以上の働きがあると言われ、様々な病気と関わる “主役級の臓器” です。と同時に寡黙で “沈黙の臓器” とも呼ばれます。これを往年の名優、高倉健に例えつつ、東洋医学ともコラボしながら、肝臓とは何か、病気の原因とは何かを考えます。 2021.11.21 自分でできる健康法
自分でできる健康法 化学物質過敏症 有害化学物質は、少なければ少ないほどいい。同時に、ストレスも少なければ少ないほどいい。ポイントは、この2つをいかに両立させるかです。過度に排除すればストレスを増し、気にせずにいれば摂取が増えます。両者をともに生かす方法を「陰陽」で考えます。 2021.11.21 自分でできる健康法
東洋医学って何だろう 五神と五志…「こころ」って何だろう 五臓が家だとするならば、五神は家主です。五神とは意識 (こころ) のことです。心…神。肝…魂。脾…意。肺…魄。腎…志です。それら家主それぞれには正確の違いがあります。それが五志です。神…喜。魂…怒。意…思。魄…憂 (悲)。志…恐です。 2021.11.21 東洋医学って何だろう
用語集 五心煩熱とは 五心煩熱とは、手掌・足底・前胸部が熱くほてった感じがする状態を言います。 ●手心 (手のひら=たなごころ) 2 ●足心 (足の裏) 2 ●胸の心臓部 (前胸部) 1 …と、全部で “五” つの “心” がありますね。 2021.11.21 用語集
Q&A オスグッドと鍼治療 【質問】息子が野球をやっています。オスグッドになってしまい、走ると膝下が痛くなるそうです。鍼は有効なのでしょうか? 【回答】オスグッドの病位は足陽明胃経が深く関わります。前脛骨筋 (すね) が非常に固くなっている場合が多いかと思います。前脛... 2021.11.21 Q&A
東洋医学って何だろう ツボの診察…正しい弁証のために切経を ツボは鍼を打ったりお灸をしたりするためだけのものではありません。 弁証 (東洋医学の診断) につかうものです。 ツボの診察のことを切経といいます。つまり、手や足やお腹や背中をなで回し、それぞれりツボの虚実を診て、気血や五臓の異変を察するのです。 2021.11.21 東洋医学って何だろう
Q&A 高齢者の頻尿… “疏泄太過” の手引 高齢者によく見られる症状に頻尿があります。東洋医学の目で見た時、それは生命力そのものの弱りを意味します。 また、認知症患者に見られる怒りっぽさ、また高齢者に多い脳梗塞など、その生命力の弱りと根っこでつながっています。 どのように考えるのか、... 2021.11.21 Q&A
Q&A 怔忡とは 中医学では動悸のことを “心悸” と言います。それとセットで “怔忡 (せいちゅう) ” という言葉がよく出てきますので説明しておきます。 怔忡とは、心悸 (動悸) というカテゴリーの中の一種で、激しい驚恐を伴う制御できない心悸のことです。... 2021.11.21 Q&A
Q&A 目眩とは “目眩” の意味についてです。 傷寒論の “少陽之為病、口苦、咽乾、目眩也” は有名です。東洋医学の用語として、日本では一般的に目眩は「めまい」と訳されているようです。しかし中医学では “頭暈目眩” という表現が多く、別々の意味で捉えていま... 2021.11.21 Q&A
気の弁証 気閉証 邪気が盛んで気機を閉塞する。 気機が逆乱し、九竅をふさぎ清竅をふさぐ。これが気閉の特徴です。脳卒中の発作を表現しますが、痛み、喘息、腸閉塞、虫垂炎、急性膵炎、胆石仙痛、前立腺肥大や前立腺がんの尿閉、尿路結石、大腸がんによる大便不通にも応用できる概念です。 2021.11.21 気の弁証
東洋医学って何だろう 清竅って何だろう “清竅” は、東洋医学のなかでも専門性の高い言葉です。脳梗塞やてんかん、頭痛・めまい・耳鳴りなどで中医内科学の解説に出てきます。イメージを正しくハッキリと持つことが治療効果に直結します。 めまい…東洋医学から見た6つの原因と治療法 をご参考... 2021.11.21 東洋医学って何だろう
気の弁証 気逆証 気逆証とは “気が上に昇る” …つまり気の逆上のことです。まずは教科書 (中医鑑別診断学) どおりの解説をしていきます。後で私見を交えながら分かりやすく説明します。 2021.11.21 気の弁証