さまざまな病気の原因と治療法

顔面神経麻痺…東洋医学から見た原因と治療法

ベル麻痺を始めとする顔面神経麻痺は、風邪 (ふうじゃ) が原因であると東洋医学では考えます。例えばストレスがあり緊張がある。緊張は熱を生みます。熱は上昇気流を生み、風が生じます。多くはこのパターンが風邪 (ふうじゃ) の原因になります。
さまざまな病気の原因と治療法

脳梗塞…東洋医学から見た原因と予防法・治療法

生命を物質的にではなく、機能的に見る東洋医学の視点は、脳梗塞を「気の上衝」と捉えます。まるで台風のような上昇気流に、飲食の不摂生などで形成した「痰湿」が巻き上げられ、生命の天空とも言える頭部を犯すのです。その予防法を探ります。
さまざまな病気の原因と治療法

更年期障害…東洋医学から見た原因と治療法

突然カーッと熱くなり、汗が噴き出る。汗が引いたと思えば、体力が奪われたような疲労感。更年期障害の症状は多岐に渡りますが、ホットフラッシュはその筆頭に挙げられる症状です。東洋医学は、更年期のさまざまな症状を、つながりのあるものとして考えます。
カゼ

発熱 12歳…営血分の熱

営血分の熱。これは300年前の清代に起こった「温病学」という東洋医学の一部門の中の概念だ。癌をはじめとした難治性疾患には、こうした考え方を用いた診断が必要不可欠である。基礎を学び実戦を踏んだうえで挑む学習部門である。 しかし、たかだか300...
さまざまな病気の原因と治療法

狭心症…東洋医学から見た7つの原因と治療法

狭心症や心筋梗塞などで胸が痛む病態を「東洋医学では胸痹 (きょうひ) 」と呼び、正気 (生命力) と邪気 (病的副産物) の抗争が、心臓を舞台として起こったものと考えます。仮に正気が劣勢で、邪気が優勢になると、 生命の危険が生じます。
さまざまな病気の原因と治療法

アトピー性皮膚炎…東洋医学から見た4つの原因と治療法

アトピー性皮膚炎の特徴は、赤い皮膚の炎症です。東洋医学ではこれを「熱」と表現します。熱は、火をイメージすると分かりやすく、赤くて熱いものです。もう一つの特徴である痒さ、これを「風」と表現します。風邪 (ふうじゃ) ともいいます。
さまざまな病気の原因と治療法

うつ…東洋医学から見た原因と治療法

鬱 (うつ) とは、もともと東洋医学の言葉です。意味は…「感情がとどこおって通じない」。ですから、憂鬱で気分が晴れず、波及してさまざまな症状がみられます。もちろん、直接の原因はストレスが関与します。しかし、慢性化して回復しにくくなるのは、他...
さまざまな病気の原因と治療法

痛み…東洋医学から見た7つの原因と治療法

東洋医学では、あらゆる痛みの原因を「不通則痛」と表現します。通じなければ痛む。「通じないもの」とは気と血のことです。「通じなくさせるもの」とは邪実…すなわち気滞・痰湿・邪熱・瘀血・外邪です。これら要因を取り除くことで痛みを治療します。
さまざまな病気の原因と治療法

不眠…東洋医学から見た5つの原因と治療法

「精神」が安定していると、夜はグッスリ休めます 。「精」とは腎精のことで、体の養いです。「神」とは心神のことで、心の養いです。心と体は一体であるという考え方を「心身一如」といいます。東洋医学はそういう観点から不眠に切り込みます。
さまざまな病気の原因と治療法

便秘…東洋医学から見た6つの原因と治療法

便秘の原因と解消法を考えます。たとえば便秘をすると精神的に不安定になったり、不眠になったりしますが、どうしてでしょう。過敏性腸症候群はなぜ複雑な症状を制するのでしょう。長い歴史を持つ東洋医学は、便秘をどのように考えるのでしょうか。
さまざまな病気の原因と治療法

頭痛…東洋医学から見た5つの原因と治療法

頭痛に限らず、痛みは信号です。ブレーキです。痛みの原因がなくなり不必要になれば、痛みは自ずと消え去ります。それが本当の治療であり、東洋医学はその手段の一つです。 東洋医学は頭痛をどのように見て、治療するのでしょうか。脳梗塞や脳腫瘍との関連性...
さまざまな病気の原因と治療法

腰痛…東洋医学から見た6つの原因と治療法

腰痛といえば、椎間板ヘルニア・脊椎間狭窄症・すべり症なども含まれますし、単に、筋肉の緊張による腰痛もあります。 東洋医学的には、それとは見る角度が異なります。腰に意識を払いつつも、全身の血流を正常化し、自然治癒力を最大限に引き出すことに主眼...
スポーツ障害

野球肩

空間弁証による治療は、とくに整形外科的疾患で効果が期待できる。本症例では、野球少年が投球フォームを改善しようとしたところ、空間のバランスを崩して右肩の痛みを生じたと考えられる。左下に当たる左腰の治療により、痛みが取れると考えた。
さまざまな病気の原因と治療法

喘息…東洋医学から見た3つの分類と治療法

咳・喘・哮の3つが混在する部分が喘息です。 咳・喘・哮それぞれの病因病理を知ったうえで、患者さんの状態から、どれを主に治療するかを判断し、効率的に治療効果を挙げる工夫をしながら治療します。 以下に、咳・哮・喘の原因と、それぞれの治療方法を見ていきましょう。
さまざまな病気の原因と治療法

浮腫 (むくみ) …東洋医学から見た5つの原因と治療法

むくみを東洋医学的 (中医学的) に説明します。脾と腎が中心となって水湿代謝は行われます。脾腎は生命力の根幹で、それが弱ると生命力を邪魔するもの (邪気) が強固となります。このような構図が総合的にむくみを形成します。
カゼ

39.5℃の発熱 (5歳)

発熱をともなう表証の症例検討である。合谷は表寒実証に使用されるが、的確な証の診断ができれば、速やかな効果が見られる。本症例はその一つである。鍼をかざした瞬間に生き生きとした生命の躍動が観察された。
東洋医学って何だろう

四診とは…望診・聞診・問診・切診

四診とは、東洋医学独自の診察方法を言います。望診・聞診・問診・切診の4つを言います。望診とは目で見て行う診察法、聞診とは耳や鼻を用いて行う診察法、問診とは患者さんの話を詳しく聞く診察法、切診とは体に触れて診察する方法です。
さまざまな病気の原因と治療法

肩こり…東洋医学から見た7つの原因と治療法

ひとくちに肩こりといっても、軽いものから危険なものまで様々です。東洋医学的な病気の捉え方で見ても、その原因は単純ではなく、できるだけ大雑把に分類しても7つの原因があります。これらの分類は、頸椎椎間板ヘルニア・胸郭出口症候群・肝臓や心臓疾患か...
提言

「日本の名医」に鍼灸師が選出?

「2016年版 国民のための名医ランキング −いざという時の頼れる医師ガイド全国名医276人厳選−」という本に、医師以外の人が選ばれました。 藤本蓮風という鍼灸師です。北辰会を創立されました。 鍼灸師は、そもそも「医師」ではありません。日本...
小児科

脳性麻痺 (1歳9カ月)

1歳9か月の男の子。31週 (8か月) で早産。出生時1800g 。2か月検診の時に脳室周囲白質軟化症 (PVEL) と診断される。現在80㎝・10㎏。体格は正常の範囲内。 発育障害が認められる所見 〇おすわりができない。ずり這いは少しする...
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