自分でできる健康法

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犠牲と感謝…という陰陽

命を与えるもの (陽) と、命を与えられるもの (陰) 。陰陽とは夫婦のようなものである。真逆の概念でありながら、お互いがお互いを助け合い、生かし合い、諌め合い、高め合う関係である。陰陽が交流することによって、より大きな幸せが生まれる。
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太陽にはとどかない、でも成長をやめない

成長とは何か。これを自然から学ぶ。植物の成長である。
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電子レンジ、使ってくださいね

冷蔵庫という「文明の恩恵」を享受している我々は、その受けた恩恵の分だけ電子レンジを活用すべきである。でないと、冷蔵庫のおかげで食中毒の心配がなくなったかわりに、冷えだけが残る。中国伝統医学では、冷えは病因の一つとして考える。
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反省とは…この体はたいせつな「他人」

反省とは、自分を「せめる」ことではない。 良くなかった過去に向き合い、それを良い未来に変えることだ。 反省とは、しゃがむことである。ジャンプし前進するために。
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加熱 (カイロ) と保温 (重ね着)

間の体温 (深部体温) は、約37℃である。 つまり人間の体は、37℃のお湯がはいったペットボトルの容器のようなものである。たとえば気温が10℃だと、放っておけばやがて37℃のお湯は冷めて、10℃になってしまう。 冷めないようにするにはどうすればいいか。 ペットボトルをタオルでグルグル巻きにするのである。一重で足りなければ二重に、二重で足りなければ三重に巻けばいい。これが服の重ね着である。皮膚から服の表面までの空気の層が厚ければ厚いほど保温性が高くなる。ピチッとした服をいくら重ね着しても、保温性は高くない。
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非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH) と薬物性肝障害

原因不明の肝炎についてご質問をいただきました。まずは肝臓が何をする臓器なのかを知ることが大切です。なぜ肝臓が窮地に立たされたのか、その原因をご自分の生活習慣に照らし合わせて考えることです。専門家の診察と指導を仰ぐことです。
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見た目と中身… 究極の「人目」を気にする

「見た目」と「中身」はどちらが大切か、これは針と糸と同じで、どっちも大切です。しかし、どちらを先にするか、優先するかということは、はっきりさせる必要があります。 見た目や人目が気になるのは悪いことではありません。なんなら究極まで気にしたらいい。
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ここから逃げたい

そもそも感謝なんて、うまく行っているときほどできない。だとするならば、今だ。いま、このつらいどん底の時こそ、感謝のしどころなのだ! こんな時でないと、感謝するチャンスなんて永遠にくるものか!
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「こだわり」は自傷行為

時・所・位置づけによって、間違いが正解になったり、正解が間違いになったりする。それが真理です。人間として認識する世の中に、絶対というものはないのですね。その真理にそぐわないものが「こだわり」です。陰陽論は、それを明確に教えてくれます。
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ホッとする方法

ホッとするとリフレッシュする。だが、ホッとすると症状が出る場合もある。ホッとしてはいけないのだろうか? リフレッシュの仕方を考える。
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瞳をとじて白米を

感謝は体にいい。その理由は、人間というものが感謝されることを好み、感謝されると元気になるからだろう。体も人間である。だから体も元気になるのだ。ただし感謝は難しい。だが、誰でもできる簡単な方法が食事の摂り方で得られる。
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「食」に向き合う… 食・節・即・既 に見る東洋の食意識とは

「食」にも「節」にも含まれる「皀」とは、ご飯のことです。 ご飯をクチバシでついばむ姿が「食」です。 ご飯の前に手をつき頭 (こうべ) を垂れる姿が「節」です。 人間は鳥ではない。食にどう向き合うべきか。
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健康の “ズルい” うらわざ 〜片頭痛および類天疱瘡の症例から〜

▶デキモノと痰湿 ▶コントロールできる部分に集中する ▶ズルい裏技 ▶地味なものほど有り難い? ▶どこに神経質になるか ▶“常に真剣” は体にいい ▶“勝負事” は体によくない
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ねがいはかなう… 良い願いも悪い願いも

我々の思いや願い。その自由さとは裏腹に、それらが確実に型枠通り現実化してしまう、という話をします。 新約聖書に “初めに言葉があった。…すべてのものは、これによってできた。” とありますが、言葉の前段階の「意念」についての少しこわい話です。
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主一無適… 二兎を追うものは一兎をも得ず

人生は富士山を登るようなものです。それぞれルートが違う。でも頂上で手を取り合うのですね。しかし中には、樹海に迷い込む人もいます。さまざまな情報が飛び交い、ルートに迷ってしまいますが、頂上の絶景を見るにはどうすれば良いのでしょうか。
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うまくいかなくていい

何事も、うまくいけばいいですね。でも「うまくいかなきゃならない」と考えると負担になります。たとえば「眠らなきゃならない」と考えると、どうでしょう。そう思ったほうが眠れるのなら、そのほうがいいですが、逆にそう思えば思うほど眠れません。
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血の充実… 平和と家庭とカラダとココロ

不安や考えすぎが体に与える影響について、臨床の一コマを添えて考察する。ストレスの少ない心のの持ち方とは何なのか、それを「知識」として得るだけで、大きな変化が認められる。
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死に向かって生きる… ゴールラインをこえて走り抜け

死後の世界はない。死後の世界はある。 どちらも信じてるだけ。 あるかないかはどちらでもいい。誰にもわからないので、水掛け論に終わるしかない。そんなことよりも、どちらを信じたほうが健康であるために有利なのか。これなら議論の余地がある。
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「痛み」は「痛い」から治る?

痛みはなぜ存在するのか。痛みはどのようにすれば治るのか。 これを、模式的に考えてみましょう。 上図のように、手首に「切り傷」を負うとします。 時間がたてば傷口がくっついて、ふさがってきます。この時、手首を動かすと「痛い」と感じる方向 (姿勢...
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冬病夏治・夏病冬治

東洋医学には、冬病夏治・夏病冬治という言葉がある。冬の病気を、夏の間に予防・治療する。夏の病気を、冬の間に予防・治療する。そういう意味である。では、具体的に何を行えばよいのか。東洋医学の原理にのっとって説明する。
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