整形外科

肩凝りの治し方

肩凝りの症例検討である。中医学的に痰湿が問題であると弁証し、鍼のみで施治を行った。
皮膚科・アレルギー科

オデキが痛くて歩けない…原因は夫婦仲?

足底に生じたオデキについて、中医学的手法で症例検討を試みる。触れると痛いので歩くのが困難であったが、即座に痛みが除去され歩行が容易になった原因を考察する。
整形外科

ギックリ腰 (急性腰痛) の治し方

中医学的に、ギックリ腰は胆経の経絡経筋異常であると考える。その診断基準として、足少陽胆経の竅陰穴の反応を挙げる。症例とともに考察する。
消化器内科 (肝臓科)

胆石発作… 七転八倒の激痛を回避せよ

胆石疝痛の症例検討である。10時間におよぶ疝痛発作を回避すべく、鍼と養生指導を行った。結果として50日を過ぎた今も、一度も発作を起こしていない。
用語集

脾気急躁… 肝ではないストレスがあった

中国語であるところの「脾气急躁」を日本語訳すると「生まれつきイライラしやすい性格」という意味である。ここでは、中医学用語である「脾気」を中医学的に捉え、臨床に即した意味付けを試みる。
自分でできる健康法

樋屋奇応丸と宇津救命丸

樋屋奇応丸や宇津救命丸に共通して見られる、人参・麝香・牛黄の組み合わせが、なぜ夜泣きや疳虫に効くのか、中医学的に考察します。
さまざまな病気の原因と治療法

夜啼 (夜泣き) …東洋医学から見た3つの原因と治療法

中医学は「夜泣き」をどのように分析するのでしょうか。「夕暮れ泣き」との関係にも言及します。
ご来院の皆様へ

夏の暑さと人の蠢き

“盆になったら朝晩は涼しなりましたなあ。昼は暑いですけど。” ここ飛鳥地方の8月中旬は、こういう時候の挨拶が聞かれる。朝は長袖がほしいくらいの日もある。いや、「あった」と言い換えねばなるまい。
自分でできる健康法

霊の世界に興味を持つな

いかに経験を多く積み、多くの人の気持ちがわかるか。真の特殊能力とは、そんな地道な積み重ねによってしか得られない。それは霊であろうがなかろうが、なんら変わらない。
自分でできる健康法

うまくいく道

さあ、今日も懸命に生きよう。よし、今日も懸命に祈ろう。自然はうまくできている。その大自然に従う。それは自然で肯定的なの成り行きをもたらす。
鍼灸って何だろう

患者「鍼で血尿が治りました」 主治医「たまたまかもしれません」——鍼灸師、もっとしっかりせい!——

東洋医学と西洋医学は、まるで夫婦のように、互いが互いを助け合い、諌め合い、そして育て合うものである。一体となって家庭を作ってくように、一つとなって医療をより良きものにしていくのである。
循環器内科・呼吸器内科

休日ごとに熱が出る… ついでに狭心症様の発作も消失した症例

ホッとするとしんどくなる。週末になると症状が出る。事が一段落すると痛みが出る。そんな場合がある。どうしてだろう。症例を挙げて考察してみよう。
出血

血尿 (尿路出血) … 東洋医学的診断が西洋医学的診断を上回った症例

ナットクラッカー症候群の中医学的症例報告である。中医学独自の診断によって鍼灸を行った。1年7ヶ月の間、排尿のたびに見られた血尿が、ある日を境にピタリと止まる。
耳鼻咽喉科

頭位性めまい、その場で消失

頭位性めまいの中医学的な症例検討である。激しく回転する本症のめまいが、言葉かけと一本の鍼のみで、その場で消失した。その理由について考察する。
自分でできる健康法

大切なものを傷つける理由… 人の性は善か悪か

そもそも人間はみな「女神のような性」と「動物のような性」の両方を持ち合わせている。前者がステージに上っているときは、優しく穏やかで落ち着きがある。後者がステージに上ってしまうと、ジコチュウで目障りなほど落ち着きがなく騒がしい。
ご来院の皆様へ

海外からの患者さんに向き合う

コロナ禍も開けた2024年、海外から診察を求めて来院される方が相次いでいる。5月初旬にスウェーデン、その半月後にアメリカはカルフォルニア、6月はフロリダから。…一度でいいから診てもらいたい。その思いに応えるにはどうしたらいいか。
胃経

足の陽明胃経《経脈》

胃経といえば、承泣から始まり厲兌に終わるというのが一般的な認識だが、臨床を高めるにはこれだけでは不十分である。《霊枢》には実に複雑な流注 (脈気の巡行) が記載されている。それは、経脈・経別・絡脈・経筋である。経絡とは、これら4つをまとめて...
ガン

ガンと愚痴… 悪性リンパ腫が完全寛解を見た症例

悪性リンパ腫、中医学的な症例検討である。心因性の病因は未知の部分が多いが、歴史的に中医学は2000年も前からこの病因に着目してきた。それを応用した症例と言える。
整形外科

右膝が伸びない

膝関節痛の症例検討である。中医学的に診断を行い、治療は鍼を用いた。7診で痛みは消失し、膝が曲がったまま伸びない拘縮状態も消失した。
整形外科

坐骨神経痛が二人同時に良くなった理由

坐骨神経痛の中医学的な症例検討である。慢性化した坐骨神経痛が、ある養生指導で緩解した。結果としての痛みを取ろうとするのではなく、原因を取ろうとすることの大切さを思わせる症例である。
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