ポストカード、届きました。
真心のこもったお便りを、ありがとうございます。
1日も早いご回復を願っております。
以下の小話をもって返信といたします。
実は、予約のお電話をくださった時、当院ではひと盛り上がりがありました。三段オチとしても「美しいお話」です。
〇
診療中に、受付が「院長、ちょっとすみません」と。
「横浜の方から初診予約のお電話なんですが、京都経由と名古屋経由とではどっちがいいですかって聞いておられるんですけど、私わからなくて…。」
うーんと、どっちがいいんだろ? 東京は京都経由で行くけど、修学旅行では名古屋経由だったなあ…。たまに関東からの来院はあるけど、どうやって来られてるんだろう?
「横浜から? さあ… どっちでも良いんとちがうかなあ。。 “よく分からないですが、どっちでもいいと思います” って伝えといて。」
のちに受付の語るところによると、
——その時、当院に団結が生まれた——
…らしい。
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待合でイスにかけておられた患者さんが、パッと手を挙げて席を立ち、
「私、名古屋出身なんです! だから分かるんですけど、京都からのほうが10分早くなります! 」
その後も携帯でずっと調べてくださり、電車賃も京都経由のほうが安いということまでアドバイスいただきました。
本当に、ありがとうございます。
ベッドで診察を待っている患者さんの一人が、
「横浜から泊まりで来はるの? いやー、私らすぐ来れるの有り難いなあ。駅前の○○ホテルなんかどうやろ。」
もう少し向こうに行くとビジネスホテルもあるとも教えていただきました。
本当に、ありがとうございます。
イスにかけておられた男性の患者さんが、
「横浜からってか。○○さんやろか? 」
横浜には多くの方が住んでおられると思われるので、多分ちがいます。でも、横浜のご親戚か誰かに当院をご紹介くださったことがおありなのでしょうか。
想像ですが、ありがとうございます。
〇
みんな、いい方ばっかりでしょ?
ご遠方からの来院を、思い思いに歓迎してくださいました。
きれいな絵葉書、ありがとうございました。こういうのいただくとすごく嬉しい。
お仕事お忙しいでしょうが、ご無理なさいませんように。
ご都合が合えば、いつでもご連絡くださいね。
飛鳥古京のひざもとにて
眞鍼堂