コンセント配置

昨日は春分、祝日だったようだ。というのも、ウチは祝日も診療している。カレンダーを見ない僕は、車を走らせていて道が空いていれば「今日は祝日だったか」とはじめて気づくのである。

その日の朝は4時に起きて、院の移転先に行ってきた。早朝なので道が空いてる。10分ほどで到着。目的は、コンセントの確認。もう、電気の配線工事が始まっているのである。まずは天カセ (天井にはめ込むエアコン) の工事から進めてくださっている。だから急いで、スタッフの方々が掃除機をかけやすいようにコンセントの位置を決めなければ。

ところが到着してみると不測の事態が…。そりゃそうだよな。照明器具はすべて外されていて、電気がつかない。よって、コンセントが見えない。まあいいか、夜が明けるまでに朝のルーティンの筋トレをやっておこう。

午前4時台、まだ暗いなか現場で筋トレ開始。ひとしきりやっては息を整え、その間にケータイで照らしながら一つ一つのコンセントの場所をパソコンに入力していく。それを繰り返しているうちに、筋トレも入力も完了。

夜が明けてきた。

やっと部屋全体が明るくなったので、メジャーを伸ばして掃除機代わりにし、届くかどうかのシミュレーション。

よし、これだけコンセントを配置すれば大丈夫だろう。

気がつけば、もう7時になってる。もう帰らないと。8時30分から今日も診療があるのだ。

車に乗り込み帰路につく。おや? 道が空いてる。この道は普段は通らない道、慢性的に渋滞するからだ。7時過ぎでもまだこんなに空いてるんだ。込みだすのは7時半くらいからなんや、きっと。

家に帰って妻にそう話をすると、「今日は祝日やで」って教えてもらった。

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