経絡とはなんだろう。
・経とは縦 (陽) 。
・絡とは横 (陰) 。
この陰陽は社会においても存在する。つまり、
・整然と縦に並び立つ人、人、人。
・それら人は、横につながっている。
人はそれぞれ、職掌がちがう。与えられた使命が違うのである。それを人は皆それぞれ、真っ直ぐに貫く。ぼくも鍼の道をまっすぐ貫いているのだ。しかし隣の人は鍼などしていない。何か別の職業を貫いている。世界を見渡すと、人はそれぞれ思想も、文化も、宗教も違う。それを、それぞれ皆、真っ直ぐに貫くのである。太陰肺経と、厥陰肝経はちがう。それぞれの経脈が、それぞれの役目を貫く。これが「縦」である。
横は、それら真っすぐの「縦」を繋ぐ役目である。絡脈である。これが存在するから、妥協を許さない真っ直ぐさを持つそれぞれが、横につながるのである。仲良く調和するのである。
ただし、異なる人々を横につなぐというのは難しい。たとえば経脈はみな理解ができていても、絡脈を理解している人は少ないだろう。横をモノにするのは、それだけ難しいことなのである。
異なる宗教・文化・国。それらを横につなげることは、そういうことである。難しいのだ。その難しさは、昨今頻発する戦争を見れば分かる。ロシア・ウクライナ・イスラエル・イラン…。
だがしかしである。そもそも人体にはすでに、縦と横が備わっているではないか。リンクにも説明したが、この大自然 (植物たち) にも備わっている。たしかに難しい。しかしそれはもう、備わっているのである。
それが前提だ。我々は「横につながる」要素をすでに持っている。それをよく理解し、世界は一つにまとまることが出来るという前提で物事を見極め、推し進めていきたい。
体を見るときも同じである。健康にできる。縦横 (経絡) は一つにまとまめられる。それを前提としないで、どうやって健康にすることなどできるだろうか。

